2009年02月10日

“無駄遣いも必要”に学ぶ



放送作家の小山薫堂さんのインタビューの“安さだけで買うな”の続きで、御本人がおっしゃっておられました内容です。



「作家の池波正太郎さんは、タクシーに乗ると必ずチップを渡していたそうです。運転手さんは嬉しくなって次の乗客に愛想良くなる。その乗客は気分が良くなり、降りた先で気持よく人と接する。自分が渡したお金から小さな幸せが連鎖して広がっていくのです。景気対策で支給される定額給付金で、そうした無駄遣いをしてみたらどうか。どうしたら人に小さな幸せを与えられるか考えて使ってみる。そこから新しい絆が生まれるかもしれない。」



「私はかつて、ソニーが発売した犬型ペットロボット《AIBO(アイボ)》を3台買いました。ソニーの挑戦する姿勢に拍手する気持ちでした。それで得した事は、特にありません。いつか孫に自慢する位でしょう。しかし、ロボットの未来に投資をしたと満足しています。」



・・・無駄遣いをしたいと思わせるには、企業の努力も必要では・・・との質問には



「客が来ないのは、不況のせいばかりとも言えません。消費者が買わなくなったとしたら、理由がある。例えば日本の伝統工芸品。職人芸の継承に繋がる点からも、いい無駄遣いの対象だと思いますが、時代に合ったものを作っているかが問われます。最近、ワイングラスに漆で名入れをするサービスを利用した事がありますが、そういった時代に合った新しいものを企画するプロデューサーも必要でしょう。」



時代や時勢を先読みし、“徳積み出来る仕事”が出来れば・・・そして、消費は“生き金と死に金”を、わきまえて使う、と言う事なんでしょうか。
  


Posted by makishing at 06:26Comments(6)