2009年02月08日

『相田みつを』に学ぶ



皆様、“相田みつをさん”と言う方を、御存知でしょうか?


大正13年、栃木県足利市に生まれた書家・詩人で、曹洞宗高福寺の禅僧、故武井哲応老師と出逢い、在家のまま生涯にわたって師事しました。


昭和29年、足利市で第一回の個展を開催、その後各地にて作品展や講演活動をなさっておられた方です。著書に『にんげんだもの』『しあわせは いつも』『一生感動 一生青春』『いちずに一本道 いちずに一ツ事』等が、あります。


私は、相田みつをさんの「墨で書かれた字」が、とても好きで、家の“ある所”に飾って毎日観ています。


今日は、その数々の作品の中の一つを、御紹介致します。


《ただいるだけで》

あなたがそこに
ただいるだけで
その場の空気が
あかるくなる

あなたがそこに
ただいるだけで
みんなのこころが
やすらぐ

そんな
あなたにわたしも
なりたい

みつを



如何でしたでしょうか!


こんな人(ここに出てくる“あなた”)を、私も目指して修行中です。
  


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2009年02月07日

“日本一のハウスメーカー”学習

とある情報番組より

積水ハウスの和田勇社長からの話です。業界の市場規模は、20兆円。積水ハウスが初めて“住宅展示場と言うモノ”を作った。30年間ナンバーワン(※ハウスメーカーと言うのは、日本にしか無いそうですので、実質世界一)を続けている。

『ハウスメーカー業界の凄い営業』とは・・・だいたい家の営業は、最初の契約(初オーダー)は、営業活動を始めてから、1年以上かかる。年間20戸がトップ営業。普通は6戸。住宅展示場の御案内では、最初に屋上を案内(屋上は、家族みんなの共有スペースだから)し、リラックスさせる。そして、住宅に関する法律を話す。紹介営業は7割以上。CS向上(満足度)を最重要視している。クレームは《宝の山》と考え、誠意を持って、直ぐ動く。心を通わすのは、プロとして“感動”を売る事。お客様も家計をさらけだす訳だから、自身も丸裸になる。家造りの失敗しない秘訣とは・・・“いい営業マンと後々面倒見のいい会社”が不可欠との事です。



ハウスメーカー業界で、ずっと王道を走り続ける会社、積水ハウス。そして、そこで数字を伸ばし続ける営業さんのお話でした。是非共、参考にして下さいね。
  


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2009年02月06日

『社会人の心構え』から学ぶ


社会人になる人に向けて“若者の実践に役立つ本”として、杉森民博さんの「サントリーで学んだ社会人の心構え」は、あまりにも有名です。


今日は、その中の『あとがき』より、素晴らしい文章を御紹介(要約)致します。



《社会に順応・成長・成功するには、人一倍大変な労力、努力を必要とする。人間は、社会に出て初めて真の評価をされる自分自身への挑戦が始まる。スタートラインに立っている恵まれた位置を、まず自覚すべきです。基本を忠実に学び、素直に受け入れる。課題が見つかれば行動(努力)に移す。基本が出来、バランスのとれている社会人は、例え険しい山に閉ざされても乗り越え、深い谷底に落ちても這い上がれる。『自分が生きる良い環境』を自分で作り出す為には、努力も忍耐も必要で、『幸せな人生』は自分で掴み取らねばならない。スタートラインに立つ若い社会人だけでなく、既に社会で揉まれ『不本意な人生を送っている』と感じている人も同じです。一人でも多くの社会人が自己の立場、信念を確立し、真の自立をされる事を祈願致します。》



今年は、これからの険しい山、深い谷底に向かう我々全ての人達の“自立元年”かも、しれませんね。
  


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2009年02月05日

小さな普及活動

私は、『これは良い!』と思った事を、直ぐに取り入れないと気が済まない、厄介な性格を持っております。既に、ご存知の方々も少なくないと思いますが、私の名刺には、点字が入っております。

名刺は、その人の顔と言われており、人によっては趣向を凝らしたものも沢山見受けられます。

様々な工夫した名刺をお見受けしますが、私は、やはり点字名刺は、本当にお奨め致します。点字の入った名刺を御持ちの方に出逢ったのが、今から15年以上前、その時に点字名刺入手方法を直ぐ御聞きし、以降点字を入れた名刺を使い、今では名刺に点字が入っていないと使えない位です。

北海点字図書館、通称“ほくてん”と言う所(ホームページに載っています)がやっております。点字キット(1050円)を購入し、自分で名刺に一枚ずつ点字を入れる方法と、名刺一箱を郵送し、機械で点字を入れて、送り返して貰う方法があります。身体の不自由な方の気持ちを、健康な我々が、少しでも知るきっかけにもなります。

いろんな境遇や立場を背負った人達が、差別の無い、楽しく健やかに過ごして行ける世の中にしたいものです。
  


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2009年02月04日

《昨日の営業活動》から学ぶ


昨日、アポイントの電話をした、企業さんとの、やりとりです。


その会社は、大手自動車メーカー系の関連会社で、ウチの役員の繋がりで、その方と、社長と一緒に、去年4月に挨拶を兼ねて訪問しました。


その時は、広い応接室に通して頂き、お茶が二種類も出て来ました。小一時間程、談笑した後、その日は終わりました。


かなり御無沙汰していたのと、去年の秋から展開し出した新規事業の紹介も兼ねて、再会したかったので、アポイントの電話をかけました。


若い女性の声で丁寧な応対をして頂きました。お目当ての先方の社長さん・専務さんは会議中でしたので、社名と名前を名乗って、電話があった事だけを伝えました。



そうしたら、その日の昼間に、見た事の無い携帯番号から電話が、私の携帯電話にかかって来ました。電話の相手は、別の支店(ウチが、その支店の車のユーザーだから)の担当者の上司からでした。


内容は、『本社に電話をかけたそうですが、何の用件ですか?』でした。


何をメッセージとして御伝えしたいかと言いますと、“先方さんは、去年訪問し商談した事の記憶が全く消えていた”事で、何かの押し売りセールスが突然電話してきた、と思われた事です。これは、よく考えると、去年商談した時は、私は上司を立てて、殆んど発言をしておらず、印象が消えていたのですね。


何につけてもそうですが、自分自身の過信は、良くないです。相手との温度差を、しっかりわきまえて行動しましょう。
  


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2009年02月03日

“安さだけで”買うな

ある日の新聞より

『カノッサの屈辱』『料理の鉄人』等、数多くのヒット番組を企画し、08年には『おくりびと』で初めて映画の脚本を手掛けた、放送作家の小山薫堂さんのインタビューで、御本人がおっしゃっておられました内容です。



今、正に節約ブームですが、お金は欲しいものを手に入れるだけでなく、応援したい企業や商店、作り手に拍手を送る為に使うもの、とおっしゃっておられます。



例えば、マヨネーズがスーパーで180円で売られていても、商店街のおばあちゃんの店で200円で買う事もある。マヨネーズを使う料理を教えてもらったり、笑顔が素敵だったり。幸せな気持ちになると言った付加価値があればいい、との事です。



異常に安い商品があったら、消費者には“なぜ安いのか”と考え、気が引けるなら買うのを止めたほうがいい・・・と。



生産者に圧力をかけて安く仕入れているのか、又は不当に儲けている人はいないか、払うお金の行き先まで目配りしたい、とおっしゃっておられます。



消費者倫理を義務教育で教えたりすると、消費者が育ち、経営のあり方を変え、社会が少しずつ変わっていく筈と、唱えておられました。



限りなく、そして際限なく安さを追求する“手数料ビジネス”と、商品を使い手の立場に立ち、適正価格での商売をする“価値創造ビジネス”・・・両者の考え方は、対極ですが、『ディスカウントショップ、100均ショップVS百貨店、高級店、専門店』の仁義なきに闘いに振り回される事なく、我々が消費者として“買い物”を再度熟考するターニングポイントに来ているのでは、ないでしょうか?それが、世の中を少しずつ良くしていく起爆剤になるような気がしてなりません。
  


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2009年02月02日

“英雄の機長”に学ぶ


米ニューヨークの旅客機不時着事故で、エンジンが動かなくなった機体を操縦し、1人の死者も出さず、155人の命を救った機長、サレンバーガー機長を英雄として称賛するニュースが飛び込んで来たのは、まだ記憶に新しいと、思います。


事故後、機長はサンフランシスコ郊外のダンビル市から表彰を受けました。その後のカリフォルニア州の式典で、彼は「私も乗員も訓練通りの仕事をしたにすぎない」と述べ、市民約3千人から称賛を受けました。


離陸直ぐにエンジントラブルがあり、その後一分間で状況判断し、ハドソン川に不時着、その直後の救助活動の内容と、乗客の方々に対するメンタル面も含めた配慮や行動は、素晴らしかったそうです。



サレンバーガー機長は、最後に家族に対する配慮も忘れませんでした。人命救助が一段落した後、奥さんに電話し「今日、ちょっと仕事でミスをしたから、帰りが遅くなるので、晩ご飯は要らないよ。」と伝えたそうです。家族に心配をかけまいとする、サレンバーガー機長の最高の優しさが、そこにはあります。



“能力の高さと優しさと強さ”・・・どんな時にも、冷静沈着に行動し、最悪の状態を切り抜け、その時の最高の結果を出す。我々は、このような人物からも、沢山の学びを得る事が出来ますね。
  


Posted by makishing at 06:44Comments(6)

2009年02月01日

『凄い社員特集』

昔、放送した、ある情報番組の中の内容です。
凄い社員特集で、テーマは『お客様に合わせた心尽し』‥お客様は、それぞれなので、人に合ったサービスをする。これは京都の凄腕タクシードライバーさんが言ってました。そのドライバーさんは、京都観光に来る外国人旅行者の為に、常にミネラルウォーターを3種類用意して、お客様に好きなのを選んでサービスで差し上げています。飲み物をサービスするだけでも凄いのに、水の硬度とお客様の国民性を意識して、用意しているとは、驚きです。あと、タクシー車内の温度設定に気を配り、お客様が車内から降りて、観光で外回りを歩いて、又乗る少し前を見計らって、ドライバーさんは走って車に先に戻り、夏なら冷房、冬なら暖房のスイッチオンして、お客様が乗った時に、快適な温度設定にしてあげているそうです。そのドライバーさん名指しのリピーターの乗客が絶えないそうです。
凄い社員になる秘訣《スタートダッシュ》‥人より早く動く事で、早く上に伸びるので、草木でも沢山太陽を浴びる事が出来、栄養を貰え大きく育つ。隣近所を影にしてしまい、更に差が広がる←経済評論家の森永卓郎さんより
『こいつが居なくなると困るなぁ』と思われる社員が凄い社員←ゲストで来ていた真鍋かをりさんより
我々も凄い社員になる為、励まないといけない、と思いました。
  


Posted by makishing at 08:34Comments(11)