2009年03月11日

プリント・・その2


小学校に通う息子が、持って帰って来たプリントの中の投稿作文【命を見つめて】を、2月23日に御紹介致しましたが、これには続きがありますので、書かせて頂きます。


【命を見つめて】(続き)

私の大好きな詩人の言葉の中に


「今の社会のほとんどの問題で悪に対して『自分には関係ない』と言う人が多くなっている。自分の身にふりかからない限り見て見ぬふりをする。それが実は、悪を応援する事になる。私には関係ないと言うのは楽かもしれないが、一番人間をダメにさせていく。自分の人間らしさが削られ、どんどん消えていってしまう。それを自覚しないと悪を平気で許す無気力な人間になってしまう。」


と書いてありました。


本当にその通りだと思います。どんなに小さな悪に対しても、決して許してはいけないのです。そこから悪がエスカレートしていくのです。今の現実がそれです。命を軽く考えている人達に、病気と闘っている人達の姿を見てもらいたいです。


皆さん、私達人間はいつどうなるかなんて誰にも分からないんです。だからこそ、一日一日がとても大切なんです。病気になったお陰で生きていく上で一番大切な事を知る事が出来ました。今では心から病気に感謝しています。


私は自分の使命を果たす為、亡くなったみんなの分まで精一杯生きていきます。


皆さんも、今生きている事に感謝して悔いのない人生を送って下さい。




例え、どんなに困難な壁にぶつかって悩んだり、苦しんだとしても命さえあれば、必ず前に進んで行ける。一緒に病気と闘って来た大切な仲間が次々亡くなっていくのを目の当たりにし、“沢山の仲間が命をかけて教えてくれた大切なメッセージを世界中の人に伝えていく事が私の使命”この女性は、そう思うようになったそうです。



この作文で『今生きている』事の大切さを皆に伝えてくれているように思います。

私は、この作文に出逢えて良かった、と思っております。
  


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2009年03月10日

“ヨーロッパの格安航空会社”



数日前に、京都のFM放送で、DJの方が話していた内容です。


ヨーロッパ最大の格安航空会社があります。『ライアンエアー』と言う、アイルランドの航空会社です。この会社について、書かせて頂きます。




設立は1985年。格安運賃を武器に規模を拡大し、ヨーロッパでは最大の航路ネットワークを展開。

格安と言う面では人気があり、日本でもロンドン・パリ間が0.99ユーロ(160円)からと、非常に安く話題を呼ぶ。

アメリカのサウスウエスト航空が確立した、格安ビジネスモデルを忠実に真似た。大都市の第一国際空港を使用せず、郊外の第二第三の空港を使ったり、代理店を置かず、インターネットによる航空券の予約中心にして、低コストを実現。

コスト削減は、サービスを最小限に抑える事で実現もした(ノーフリル)。これが「世界一サービスが悪い、苦情の対象エアライン」と、言う事でもよく知られる。これに対し、サウスウエスト航空は、格安でありながら、苦情がアメリカで一番少ない。



○機内外サービス簡略の一例
・座席をエコノミーに統一
・マイレージポイント提供、座席指定の廃止
・機内紙や新聞雑誌、毛布等の無償サービスの廃止
・個人用ビデオや機内音楽放送等の機内エンターテインメントの廃止
・機内食や飲料の無償提供の廃止と有料販売化
・機内シートのリクライニング機能、シートテーブル、シートポケット廃止
・機内シートには掃除しやすい本革張りを使用



○その他、主な弊害
・座席指定を行わないので、搭乗時に乗客同士の席の取り合いになる
・座席間のスペースを、法的に許容範囲ギリギリに詰めた為、肥満・長身・身体に障害がある乗客は苦痛を与え、緊急時の避難に支障が出る可能性あり
・機内トイレを法的限度ギリギリ迄少なくしており、離陸後、着陸前等の混雑時に混む
・3時間以上の中長距離飛行でも、茶菓子はおろか水一杯でさえ、無償サービスが無い
・預かり手荷物の無償枠が少なく、機内持ち込み荷物が多くなり、機内の収納スペースが混み、緊急時の避難に支障が出る可能性あり



もっとも、これらの多くは、格安航空会社に共通するもので、ライアンエアーだけに限った事では無いとの事を、付け加えておきます。こういった航空会社が存在していたのは、ラジオを聞くまで知りませんでした。


値段を取るか、サービスを取るか・・・皆様は、どう御考えですか?
  


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2009年03月09日

《金銭に左右されない為に》


松下幸之助さんの“幸之助語録”第2弾の引用です。



《金銭に左右されない為に》

「我々は金銭に左右される人間にはなりたくないと思う。金銭を左右する人間にならなければならない。人間多くは金銭によって働いているが、我々は金銭を動かす事はあっても、金銭によって自分の節操を売らないような人間にならなければいけないと思う。」



修行時代の若い人達は、困難な部署を選ぶぐらいの心意気が必要だ。人の嫌がる仕事でも、喜び勇んでぶつかってゆく意気が欲しい。。

人間は、物事を悪く取れば際限がなく、ついには自殺する人も出てくる。しかし、そこは心の持ち方次第だ。

成功した人達の伝記を読んでみると、普通の人ならその困難に打ち負かされて自殺するような所、むしろ反対に喜んでその困難に体当たりしている。

金銭のみを考えて行動するような生き方は避けたい。



※ここにも《松下幸之助イズム》が流れていますね。仕事に向かう姿勢を、‘お金’を例に取り、説明されています。

今、テレビドラマで松山ケンイチさん主演の『銭ゲバ』と言うドラマが放映されていますが、お金にまつわる様々な人間模様が描かれており、考えさせられます。
  


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2009年03月08日

『幸運をもたらす本』


何気なく手にした本が、“人生を一転させる衝撃の告白”が記されていた、驚きの話です。




1920年代、フランスの学生ジャン・ポーロ・ラコストは、イタリア、ローマのバチカンに来ていました。ジャンは母子家庭で育ち、貧しく学業を続ける事が難しくなり、バチカンの図書館で翻訳のバイトを見つけました。

図書館の司書長があいにく留守の為、司書長が戻って来る迄、館内で時間を潰す事にしました。

館内をうろうろしていて、なぜか『動物学』と言う本が目に付きました。そして暇潰しに読み進めていくうちに、面白くて夢中になり、気がつけば、最後から2ページの所まで来ました。

すると、そこの余白に赤いインクで「ローマのパラッツオ・ディ・ギウスティズィア裁判所に出頭し、そこに預けてある、この番号のついた書類を請求しなさい」と、書いてあり、「貴方にとって幸運が待っている」と締め括られていました。ジャンは行ってみました。

すると、古い書類でしたがありました。中には一通の手紙があり、手紙の主は、本の著者、エミール・ド・フェブリエの遺言書でした。

「貴方に私の全財産を差し上げます」・・・理由はこうです。「自分がせっかく一生懸命に書いた本『動物学』を世間の人は誰も読んでくれなかった。身内や友人は褒めてくれたが、本の中身に目を通した者は居なかった。だから、私の本を読んでくれた貴方に感謝の印として遺産を差し上げます」との事なんです。

なんと、ラッキーな事だと喜んだジャンは、フランス領事館に駆け込み、調査してもらうと、遺産は400万リラの大金でした。

・・・しかし、喜びもつかの間、イタリアの法律ではフェブリエの遺言は無効となっており、親族で一番近い者でないと、遺産相続出来ない、との事でした。

ジャンは、落胆しました。しかし、ある記憶が甦りました。それは‘母親の旧姓がフェブリエ’だと言う事でした。何か関係があるかもしれないと思い、調べた所、なんと!このフェブリエこそ、ジャンの祖父だったのです。

この不思議な偶然に、ジャン本人が一番驚きました。ローマ最高裁判所は、一番近い親族である彼の娘、つまりジャンの母親に遺産を与える裁決を下しました。

不思議な偶然の一致により、遺産を貰ったジャンは、再び学業に復学する事が出来ました。




※本をよく読む人も、あまり読まない人も、時には図書館や本屋さんに足を運んでみると、良いですね。ひょっとすると、思いがけない幸運が転がり込んで来るかもしれませんね。
  


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2009年03月07日

《バケツとひしゃくの理論》


ご存知の方も多いと思いますが、『心のなかの幸福のバケツ』と言う本があります。


この本の冒頭に“バケツとひしゃくの理論”と言うのが載っていますので、御紹介致します。




人は誰でも心にバケツを持っている。他人に何かを言われたり、されたりするたびに、このバケツの水は増えたり減ったりする。バケツの水がいっぱいの時は、気分がいい。バケツが空になった時、気分は最悪だ。


バケツの他に、ひしゃくも持っている。ひしゃくを使って誰かのバケツに水を注げば・・・相手が明るくなるような事を言ったりしたりすれば、自分のバケツの水にも水がたまる。逆に、ひしゃくで相手のバケツの水をくみ出せば・・・相手を傷つけるような事を言ったりしたりすれば、自分のバケツの水も減る。


なみなみと注がれたカップと同じように、心のバケツに水がいっぱい入っている時、人は前向きで意欲にあふれている。バケツに水が一滴、注がれるたびに、人は強くなり楽観的になる。逆にバケツが空の時は、後ろ向きで元気がなく、意欲も低下している。バケツの水をくみ出されるたびに、人は傷つく。


人は皆、日々のあらゆる場面で選択を迫られている。自分と関わる人の心のバケツに水を注ぐのか、それとも水をくみ出すのか。これは重要な選択だ。周りの人との関係や生産性、健康、そして幸福に大きな影響を与える選択なのだ。





※このブログを御覧の皆様、毎日私の心の中のバケツに、皆様のひしゃくで水を注いで頂き、感謝しています。有り難う御座居ます。

私も今まで以上に、周りの方々の心の中のバケツに、自分のひしゃくで水を注いでまいります。
  


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2009年03月06日

‘グーグル’の強さ

テレビ情報番組より
グーグル(株)の強さ。世界で一番注目されている会社。
ゲストは代表取締役社長の村上憲郎さん。
ネット界の革命児。全世界では一番使われている。スピードと正確さ。
認知サイトの紹介件数(ページラグ)。
世界中の本を閲覧出来るサイトや、グーグルアースで全世界のどんな小さな情報も、この地球儀で探せる。
中小企業でも広告が出せる仕組み=アドワーズ広告。ワンクリック1円から出来る。クリック数が多いと上位に上がって行く。市場原理によって決まって行く。
社内リサーチした所、なんと、上司筋からの命令が無く、勝手に仕事していい。自分が面白いと思うのを作れる。経費もかからない。人件費とサーバー代と食事代だけ。従って、社内バイキング形式で一日3食無料で食べれる。
採用面接は、一緒に働く現場の人全員で行う。基準は『一緒に働きたいかどうか?』一人でも一緒に働きたくない人が居たらNG。テストは《飛行機に乗ろうとした便が突然飛べなくなって、二人きりになった時、どうやって一晩楽しく会話して過ごす事が出来るか?》と言う内容。優秀な技術者は、こうして集まる。
優秀な人材とは、自分から自立して仕事を創り出せるかどうか。
何かを探したいと思った瞬間『これでしょ?』と答えられる、パーソナリゼイションの検索エンジンを10年後は目指している。


※こういったコンセプトの会社、魅力あると思いませんか?
  


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2009年03月05日

“婚活アドバイザー”に学ぶ



私の異業種交流会にレギュラーで参加されているメンバーの、ハッピーコミュニケーションポプラの仁平佐知子さんが、去年NHK大阪のテレビ番組に御出演になりました。その時の事を書かせて頂きます。



この方は、婚活(結婚活動)セミナーで講師を務められるコーチ・カウンセラーです。

番組の中では、異性と会話をするのが苦手な男子学生さんにアドバイスをしていました。

◎異性と上手く会話する為の、3つのアドバイスとは・・・


1 笑顔でアイコンタクト→誰でも最初は防衛機能が働き心のシャッターが閉まっている。心のシャッターを自分から開かないと、お互い仲良くなれない。口角を上げて、目が合ったらアイコンタクトをする。


2 聞き上手→女の子は、自分の話を聴いてくれる人を好む。うなずき、相槌をして、「あなたの話を聞いています」というメッセージを送る事が大事。
『はい』『ええ』だけでなく『へぇー!』『本当?』『すごーい!』『それ楽しそう!』など、相槌のヴァリエーションを増やすと効果的。


3 ニックネームで呼び合う→自己紹介された時に『○○ちゃんって、呼んでいい?』『ニックネームは?』と言って、以降ニックネームで呼ぶ。

相談者の学生さんは、8名の女性と会話の練習とアドバイスを繰り返し、徐々にコツを掴んでいきます。最後に全く会話の出来なかった最初の女性と再び会話をした時には別人のように変身していました。・・・‘人は変わる事が出来るんです。’

仁平さんのテレビロケのブログ: http://hc-poplar.seesaa.net/article/109236234.html
ハッピーコミュニケーションポプラ:http://hc-poplar.com/


同姓異性を問わず、皆様と仲良くなりましょう。人間コミュニケーションの《円滑に出来る秘訣》が、ここにあります。
  


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2009年03月04日

どう接してあげるか?!


これは、私の派遣スタッフさんの話です。


その方は、元の実家は地方の工務店の一人息子さんでした。普通に学校を卒業して親の家業を継ぐべく、一緒に働いていました。


ある日突然、両親が蒸発しました。独り残された彼は、工務店廃業をせざるを得なくなりました。


家族を失い失意の中、彼は唯一の親戚を頼りに、関東の工場に行き、働きました。暫くの期間、働いた後、生産減少で、その工場を期間満了で終わった後、昔からの旧友と再会しました。


その友人は、大阪に出て一緒に共同事業をする話を持ちかけました。それを信じた彼は、手持ちの資金を友人に預け、大阪へ向かいました。


その後、彼は友人との連絡がバッタリ途絶えました。お金を持ち逃げされたのです。


失望した状態で、近所の工場で働く為、その方は私の出した広告を見て応募してくれました。


なんとか働いて頂ける事になった矢先、行方不明になっていた父親が、名古屋の病院に危篤状態で担ぎ込まれたとの一報を聞き、彼は名古屋に向かいました。


願いも虚しく、お父さんは亡くなりました。身寄りもないので、彼は一人で葬儀を故郷で済まし、帰阪しました。


暫く平穏でしたが、ある時を境に、父親からお金を借りていたと名乗る複数の人達から電話がかかってくるようになり、家にまで来るようになりました。


彼はストレスで病気になりました。毎日、仕事が出来ない状態になったのです。


私は、その方に『人生は、生きてる間に、悪い事と同じだけ良い事があるから、夢と希望を持っていきましょう』と、励まし続けています。
  


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2009年03月03日

“餃子の王将”より学ぶ



カンブリア宮殿と言う、テレビ番組の再放送より



王将フードサービス社長の大東隆行さんがゲスト


全店黒字で、成長している

激戦区、東京渋谷の街では、いつも行列を作っている


餃子231円(一人前)が、毎日20万食


コーテル(餃子)、エンザーチ(唐揚げ)等の掛け声も、王将ならではの特徴


4年連続で売上、利益確保

朝早くから社長が本社駐車場の掃除をする事が、一日のスタートで、本社が汚かったら、店舗に対して何も言えないので、毎日実践している


ずっと赤字は一軒もない


創業は、1967年に京都からスタート


1990年代には90店舗を越える一代チェーン店になった


倒産の危機の2000年に大東隆行社長が就任


社長就任当初、厨房が客席から見えず、出来合いのサラダで、掛け声もない状態だった


これを、一からやり直した

2005年からプラスに転じた


新鮮な食材にこだわり、原点に帰った


国産材料を一括購入し、こだわった


餃子の餡と皮は、全国統一で工場で作られ、夜中のうちに生で出荷


肉が多く、ジューシーさがあるのが、餃子の特徴


冷凍の肉は一切使ってない

王将を建て直すテーマの問題は、他人の土俵ではなく、自分の土俵で勝負しようと、全員で誓った


いろんな経験や悪い例を直した


社長は、各店に行った時、一分位で店舗の家賃などが直ぐ頭に出た


王将名物のクーポン券を毎日700枚創業から社員が配っている


看板メニューをサービスする為、クーポンは人気


チラシや新聞にもクーポンを付けて、1億3千万円分


『儲けよう』でなく、『先に満足してもらう』、お客さんをペースに乗せていくスタイル


又来ようかな、とお客様に思わせる


王将名物‘チャレンジメニュー’、決まった時間に餃子を早食いして食べきったらタダ


記念撮影したのを、店内に貼り、新たな客層の呼び水にする


学生向けに皿洗いをすると、タダにするサービスもある


2008年一番売れている店舗は、店長が良いとの評判だったが、敢えて言った事は、“腰から下の見えない部分の徹底した掃除”と、“鉄板の徹底掃除”だった


社長は、店長の裁量で、《料理か掃除か何か》、任せてみる


先ず、相手を信頼する、すると相手からの信用に繋がる


お客さんを、いかに大事にしているかが、店の売上を一番にする


細かい事の‘当たり前を丁寧に行う事、このレベルを上げる事’が大切


全国で18人、エリアマネージャー(一人20店以上担当)が居て、不振店を建て直している


不振店建て直しの一番最初は、“お客様目線”


不振店は、店員が顔を向けない、名札もない、勿論「いらっしゃいませ」の声も小さい


不振店従業員に人参を切らせてみると、厚さもサイズもバラバラ、同じ形で切る基本の大切さを教える


セットメニューが多すぎた為、減らした


『現場に出て、心で伝える』これが王将ならでは強さ


社長曰く、『やんちゃな者ほど、人の心がわかる』『お客様と同等に従業員に想いを馳る』


相手の信用を築く事が大切



※この大恐慌の真っ只中の時代に、業績上向きの企業から学べる所は、多々あります。王将フードサービスさんの、日々の仕事の仕方から、経営思想に至る迄、我々が大いに参考に出来る所がありますね。
  


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2009年03月02日

諺(ことわざ)について



ある、ことわざ(諺)辞典の巻頭に、諺についての説明文があり、良かったので、御紹介致します。




ことわざ(諺)は、古い時代から人間生活の中で自然に発生し、そのまま習慣的に使われてきた、軽快でウィットに富む知恵のかたまりであると言える。

その内容は、人を批判する攻撃的なもの、伝承された知恵を簡明にまとめた経験的なもの、そして笑いの技巧を盛り込んだ遊戯的なものに大別されるが、いずれも短く要を得たまとめ方で、私達の祖先が現代に残した、貴重な文化的遺産の一つとも言う事が出来よう。

こうした短句で、しかも風刺、教訓に富む寸言は、誰が作り、誰が言いはじめたものであるかは、全く定かではないけれど、中には中国伝来の書からの引用もあり、又古典的日本の書物の中から取り出されたものも数多くあって、その発生源は多様でもある。

いずれにしても、長い経験、体験の中から生まれたことわざは、以来、親から子へ、子から孫へと受けつがれて現代に生きているわけだが、その一句一句には喜びあり、楽しみあり、怒りありで、どの言葉も人間の本性に根本を持つもので、味わえば益々深みのある人生訓である他、処生訓でもあって、一つも無駄の無い所は誠に妙味あるものと言えるだろう。

言葉は古く、近代的感覚からずれる所もあるが、しかし、古さの故に一言短句には微妙な特色もあって、これを現代に置き換えてみても、最近流行の冗句などと比較して全然遜色のない格調はあるし、これを単なる死語として捨て去るのは、惜しみても余りあるだろう。




昔から語り継がれたことわざ(諺)は、『いつ、誰が、どこから』が、不明だったのですね!これを書かせて頂くにあたり、勉強になりました。
  


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2009年03月01日

ノーベル物理学賞受賞者について


ある日の新聞に、ノーベル物理学賞を受賞された、益川敏英さんの記事が載っていました。子供の頃についてです。要約致します。



中学に入っても先生の話を聞いていなかった(小学生時代も、そうだったみたい)そうです。卒業文集用の作文のテーマは『星の進化』・・・将来について触れていないのは、益川さんだけでした。御本人曰く「僕だけですよ、将来について触れてないのは。自分の好きな事だけ勝手にやってたんですなぁ。」

“世界中に苦手な事が知られてしまった”英語も、今から思えば開き直って発音し、覚えるのが苦手で、中学生頃に捨ててしまったそうで、音楽も実技が悪く、音痴だったそうです。通知表には、5以外に2もあったそうです。

しかしながら、小学校高学年から本をよく読むようになったそうで、近くの図書館に行き、江戸川乱歩の『少年探偵団』や理科の本、そして芥川龍之介をよく読まれたそうです。芥川作品は物語の組み立てが非常に巧みで面白く、作品の97%は読破されたそうです。

この頃に“新しい知識への貪欲さ・法則性の持つものへの興味”が生まれた、とおっしゃっておられます。

実は、図書館通いには別の不純な理由もありました。

お父さんの家業の『砂糖配達』が、砂糖(上白糖やキューバ糖=ザラメの砂糖)は、30〜100kgもあり、それを担ぐのは、相当重かったそうです。それが図書館通いを多くさせ、知識を重ねる元になったのですね。わからないものです。

学校の科目毎の成績にムラがあっても(数学・理科が良かった)、小中高を通じて友達・先生・家族から‘駄目な奴’のレッテルは張られなかったそうです。周囲の方々の人間性の暖かさが、偉大な受賞にも繋がったようです。この頃、逆の現象があったら、今の益川さんは無かったかもしれません。



読ませて頂いて、強く感じたのは、あまり細かな事を気にせず、好きだったり興味のある事に没頭し、何より〔自身に正直に生きる事〕が、成功や成果に繋がるのかな・・です。そして、全ての事に平均点やそれ以上を求めるのではなく、一つの事だけに秀でる、それを突き抜ける程、徹底する・・これなような気がするのです。欠点があっても、良いんですね。人間皆、違いますから。
  


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