2009年04月22日

《素直な心》


松下幸之助さんの“幸之助語録”第4弾の引用です。



《素直な心》

「素直な心と言うものは、非常に尊いものだ。その尊いものは一朝一夕には得られないと、僕は思う。もし君が素直な心になってものを見ていこうと欲するならば、とにかく1日1回は、今日も素直な心で対処していこう、物事を見ていこうと言う気分になることだ。」



段がある訳ではないが、素直な心の初段者と言えば、いつの場合でも素直に心が開くだろう。
碁の例でいくと、1万回碁を打ったとすると、だいたい初段になれるという。とすると、素直な心初段になるにも1万回、それを念じなければならない。仮に毎日今日は、素直な心でいこう、そう思ってだいたい30年。実際、そのくらいの時間がかかるくらい、一人前になるのは難しい。
素直な心だけではなく、本当の生き甲斐が、生き甲斐として結実するには何事も30年、年季をかける必要があると思う。





※「一人前とは?」考えさせられる、問題提起です。生きている限り、常に“毎日を素直な心で過ごす”との行動指針が必要なのですね。
  


Posted by makishing at 06:24Comments(6)