2009年05月15日

【団塊世代】の傾向とは?



ある新聞に、日本総合研究所さんの書かれた、《消費と経済》と言うテーマの興味深い文章が載っておりましたので、御紹介致します。




1947年から1949年生まれの団塊世代が60歳の節目を迎える中、お金と時間を持つ消費者が増えるとの期待が企業に高まった。これまでも団塊世代はインスタント食品・ジーンズ・ミニスカート・週刊漫画雑誌等、様々な流行商品を生む牽引役となってきた。


もっとも、団塊世代は他の世代よりも「消費好き」と言う訳ではない。所得から消費に回す割合である消費性向は他の世代と同じような水準にある。


しかし、個々人が普通に消費しても、全体の人数が多い為、世代トータルの消費押し上げ効果は大きくなる。この需要の大きさに期待した供給側の企業努力も加わり、様々な消費ブームが生まれたと言えよう。


では、団塊世代の消費の内容には特徴があるのだろうか。50歳代後半の時の消費内容を5歳年上の年齢層と比較してみた。


団塊世代がその上の世代より支出が多かったのは、ガソリンも含めた自動車関連、テレビやパソコン、ステレオ等の教養・娯楽用耐久財が先ず挙げられる。食品では、調理済み食品、パン、麺類、コーヒー・ココア等の支出が多い。一方で団塊より5歳上の世代では、ファッション関連や、家具を含む住宅リフォーム、医薬品やサプリメント等の健康分野への支出が目立つ。


団塊世代のファッション分野への支出が少ないのも、カジュアルなスタイルを先導してきた世代である為だと見られる。住宅リフォームに関しては、退職年齢の高齢化と共に後ずれしている。又、健康分野では、伸び続ける平均寿命が示すように、同年齢では年下世代ほど健康な人が増えており、購入年齢が上がっている。


団塊世代はアクティブシニアとして、今後の高齢者市場の成長の牽引役として期待が強い。日本の消費社会の基盤を形成してきた世代だけに、企業としては、今後も団塊世代の消費の特徴や変化を踏まえ、満足度を高める工夫が求められる。




※高度経済成長を下支えしてきた世代が、まさに団塊世代でした。絶対数が多いと言う事が、時代のトレンドをリードしてきた証なのでしょう。

これから、企業が市場に切り込む戦略として、この世代を無視する事は、出来ないでしょう。
  


Posted by makishing at 06:37Comments(10)