2009年05月21日

‘戻り始めた’個人投資家



今年、5月6日現在の新聞記事で『景気最前線』と言うのがありました。


表題の内容で記事が載っておりました。一部要約し、御紹介致します。





米国発の金融危機と、市況の低迷で、2008年秋から遠のいていた個人投資家が市場に戻り始めた。今年3月中旬以降の株価の上昇や外国株の堅調さが、投資家心理に好影響を与えているようだ。ただ、市場全体への広がりは見られず、「本格的な回復はまだまだ」との見方が多い。


■黒字
岩井証券社長は、4月に入って個人投資家の戻りに期待感をにじませた。4月は単月で経常黒字になる見通しだ。


高木証券でも信用取引の貸付金残高が4月に回復基調となり、投資家が売買に反応したと見ている。


東京株式市場で日経平均株価は、バブル後最安値を更新した3月10日以降堅調で、5月1日までに約27%上昇した。個人投資家が投資マネーを振り向けているようだ。


■新興国人気
中国やベトナムといった新興国市場に上場する株式も人気を集めている。


中国株を扱う内藤証券は、4月の売買代金が1月に比べ、約4.5倍に膨らんだ。投資家は、中国経済の成長性を買っている。


岩井証券が4月22日から始めたベトナム株の取引は、週間の売買委託手数料が支店1店舗分に相当した。野村証券が3月下旬から取り扱いを始めた中国株の投資信託は、一ヶ月間で預かり資産残高が2倍になった。


■薄氷
ただ、市場では本格的な回復には時間がかかるとの見方が一般的だ。光世証券は、最悪期は脱したが、個人投資家の資産は相当目減りしており、本格的な持ち直しは、09年度の後半以降と分析する。


新型インフルエンザの新たなリスクもある。回復基調にある投資家心理に冷や水が浴びせられないか、証券各社は気をもんでいる。





※有識者の方々、専門家や評論家の方々には『向こう5年間は、景気は戻らない』と言われる事もある中で、景気回復の兆しです。これから、景気回復基調を期待しつつ、私達は今出来る最善の努力をしていきましょう。今、どのような“新たな種撒き”をしていますか?!
  


Posted by makishing at 06:20Comments(8)