2009年06月05日

‘ロングセラー商品’パート2

今年の3月18日掲載に続き、ある情報番組からの第2弾です。
☆売れる形がわかるデザイン
キッコーマン卓上醤油のデザインは、49年間ずっと一緒で世界百ヵ国で利用されている
醤油メーカーが醤油さしを作ろう、となったのは、醤油さしが垂れたから
出口の切口の角度を替えた

☆金鳥かとり線香は、最初棒状だった
棒状は、効き目が20分にしか、ならなかった
渦巻き状にするのを考えたのは、創業者の上山さんの奥さんだった
2つ一組にしたのは、折れにくく、返品を少なくした為だった
蚊取り線香は、原料は茶色だったが、涼しさを出す為に緑色にした


☆積み重ね灰皿は、佐藤商事
灰が飛ばない灰皿がないかと考えて作った
デザイナー剣持功さんがデザインし、〔灰が落ちない、飛ばない緻密な計算〕がされている
今は、デザインの意匠が切れて(20年間)、あまり儲かってない
☆ポッカコーヒーのターゲットは男性
男性の顔を載せたら大流行した
時代の流れで、顔も数回変更した
しかし、サントリーのボスにシェアと取られた
『厳しい苦さの中に優しさをイメージした』ボスの顔




※ロングセラーには、“そうなる理由”が、キッチリとあるんですね。『欲しくなる』マーケットを、捉えていますね。勉強になりました。
  


Posted by makishing at 06:16Comments(8)