2009年06月11日
《雨が降れば傘をさす》
松下幸之助さんの“幸之助語録”第5弾の引用です。
《雨が降れば傘をさす》
「雨が降れば傘をさす。傘がなければ、一度は濡れるのも仕方がない。ただ、雨があがるのを待って、二度と再び雨に濡れない用意だけは心がけたい。雨の傘、仕事の傘、人生の傘、いずれにしても傘は大事なものである。」
当然のことであるが、世の中には、人生には、晴れの日もあれば雨の日もある。好調のときもあれば不調のときもある。雨が降って、傘のない経験をした者は、次から傘を用意しようと決意する。
ところが、人間は晴れの日が続くとつい雨の日を忘れがちである。好調の波が続くと、つい油断してしまうのである。
このことをいましめて、昔の人は「治にいて乱を忘れず」と教えた。仕事にしても何にしても、この道理はやはり一つである。
※“傘”と言うアイテムを、色々なものに比喩して、創造力を付け、気づきが出来る表現になっています。
『晴れの日は雨と言う備え』『雨が降る事を決して忘れない』『雨に濡れた時の辛さを二度と忘れない』・・・こういう事なんですね。
Posted by makishing at
02:00
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