2009年06月16日
【事実と現実】の違いとは?
今日は、あるメールマガジンからの引用です。
【事実と現実】
貴方は、この違い分かりますか?
事実とは、起こった事象や事柄のことで、変わりようのないことです。
一方、現実とは今、目の前に事実として現れている事柄や状態のことです。
現実は視点が変わってくれば、感じ方も変わって来ます。
つまり、事実と現実、似ているようで全く違うのです。
例えば、仕事の場面で、部下に「今日のお客様の反応は、どうだった?」と言う問いかけをした時に、「前向きに検討してもらっているようです」「そろそろ購入してもらえると思います」「良い印象を持って頂いているようですよ」と、それぞれの報告があったとします。これが現実です。
一方、ここでの事実は「メンバーがお客様の所へ足を運んだ」と言うことと「まだ売り上げに結びついていない」と言う2点です。
もし貴方がマネジメントする立場であれば、着目しなければならないのは、この事実のみです。好印象だったと言う現実に惑わされては、いけません。
何故なら、日々報告される「現実」と「事実」を混同して受け取っていては正確な判断を下すことは出来ないからです。
よく間違いやすいことですが、日々肝に銘じたいことです。
Posted by makishing at
06:56
│Comments(6)