2009年07月04日

祝!ソニーウォークマン30歳



この7/1から、始まる事や節目の行事など、巷では沢山取り上げられていますが、“ソニーのウォークマン”が節目の年齢30歳を迎えたのは、ご存知でしたか?


元々、‘ソニー’の由来は、ご存知の人は多いと思いますが、音『SONIC』の語源となった、ラテン語の『SONUS(ソヌス)』と、小さいとか坊やと言う意味の『SONNY』から来ています。簡単な名前で、どこの国の言葉でも、だいたい同じように読めて、発音出来る事が大事と言う事で、考案されたそうです。


さて、今でこそ、音楽は、いつでもどこでも気軽に連れて行けるようになりましたが、その先駆者は“ソニーのウォークマン”です。


この商品の登場は、エポックメイキングな出来事であり、世界的大ヒット商品として、ヘッドホンステレオの代名詞となり、社会現象にもなりました。


しかし、実は発売当初はマスコミの反応が芳しくなく、発売一ヶ月での売上は、わずか3000台でした。文法に合わない和製英語として、ウォークマンは、海外では別の名前で呼ばれていました。ウォーク・アバウツ(歩き回る)やラン・アバウツ(走り回る)、これらの造語で“サウンド・アバウツ”がアメリカ、“ストウアウェイ(密航者)”がイギリス、“フリースタイル”がスウェーデンでした。


しかし、来日した音楽家達によって“ウォークマン”の名前が輸出され、オピニオンリーダーである彼らの口コミで国外でも“ウォークマン”の知名度が上がり、やがて“ウォークマン”で統一されました。


その後の“ソニーのウォークマン”の大躍進ぶりは、説明するまでもなく、沢山のメーカー各社が、こぞって『対抗馬』を出し、進化を遂げて現在に至ります。


幅広い世代で使われている《ポータブルオーディオプレーヤー》。その‘産みの親’の30歳のお誕生日が、先日の7月1日でした。


そこで音楽を聴いているあなた!ちょっとだけ、節目の誕生日を祝ってあげて下さいね。
  


Posted by makishing at 02:49Comments(8)