2009年11月18日

倒産・廃業より転業・副業拡大!



本日は、日経新聞6/26の《大機小機》より、『倒産・廃業よりも転業・副業拡大を』と言う記事がありました。御紹介致します(要約)。



長引く不況の中で引き続き多くの企業が倒産している。非効率分野の企業が温存される体制を変革すべき。


効率化を進めるにあたり、手段や対応についての考え方は多様だ。効率化は既存の企業をつぶす事とイコールではない。


経営危機に直面している企業の多くは生産効率が低いと推察される。苦境に陥った企業の中には、立ち直りが可能な企業もかなりの数で存在する点を見逃すべきではない。


企業倒産・廃業は、マクロ経済的により大きな問題を伴う。企業が求められるのは、相対的に有望な関連分野の拡大、もしくは新分野への進出を狙う戦略である。企業体として存続したまま転換していく。経営者や従業員のモラールなどを維持しつつ、経済全体として活力を向上させるのに繋がる。


東レや旭化成のように転換に成功するには、長い期間を要する覚悟も必要である。


政府は、本業が不振でも関連分野あるいは新分野への取り組み意欲の強い企業に対し、税制面での優遇措置や助成金の支給、業務規制緩和などで支援していく政策を優先すべきではないか。




※“企業体として存続したまま転換していく”・・・キーワードのような気がするのです。会社に依存だけせず、個々に個人ベースでも創意工夫をすべきではないかと、思います。
  


Posted by makishing at 06:11Comments(2)