2010年02月12日

偉人の《思想と言葉》



今日は、日野原重明『生きかた上手手帳2010』より、巻末の【日野原重明先生から学ぶ偉人の思想と言葉】です。




☆石橋湛山(いしばし・たんざん) 1884〜1973


政治家。昭和31年、石橋内閣を組織したが3ヶ月足らずで病に倒れ、総辞職。組閣後、脳卒中の発作で聖路加国際病院に入院され、私(日野原重明先生)は主治医を任されました。首相辞任の決心の鮮やかさ、教養の幅広さに感銘を受けました。学問は、よりよく生活するためにするもので、日常生活に応用し実践せよ、というのが、彼の人生哲学でした。


「私は今でも有髪の僧のつもりであって、職業は別の世界に求めたとはいえ、宗教家たるの志をいまだこれを捨てたことはない」上田博著 『石橋湛山』(三一書房)より





※「学問は、よりよく生活するためにするもので、日常生活に応用し実践せよ」・・・この言葉を勉強しました。この考え方が根底にあれば、受験戦争も、少し趣が変わると思います。
  


Posted by makishing at 06:54Comments(4)