2010年07月30日

ウサギとカメの〈競争原理〉


今日は、一緒に経営者向けの勉強会をさせて頂いている、会の代表の方の掲示板より、『ウサギとカメの競争原理』について、非常に解りやすく面白かったので、御紹介致します。





ウサギとカメのお話は、誰でも知っていると思います。

ウサギがなぜカメに負けたのか?

身体能力が明らかに勝っているとしても、「油断という大敵」に負けたという戒めの物語であります。

このウサギとカメの話で、角度を変えたこのような見方を知りました。

それは、ウサギが負けたのは、「カメ」という存在を見て、自らの行動を決めたからである、という事です。

即ち、相対評価を前提に、今そこにいるカメに勝つ事に主眼を置いた行動を採ったから、ウサギは負けたのでした。

そして、カメはなぜ勝ったのか。

カメはウサギを見ていたわけではなく、ゴールという目標到達点を目指す事を絶対的なスタンスとしていた為に、結果としてウサギに勝ったという事です。




相対評価の世界で、相手を気にして自分を見失うのではなく、カメのように歩みはのろくとも、頑張れば最後は報われる・・・

・・・だから、ナンバーワンではなくとも、地道な我が道を行くオンリーワンに!との例えなのでしょうか?




しかし、ここでよくよく考えなければなりません。

カメがウサギに勝ったという事実、これはウサギよりナンバーワンになったという事であります。

さらにいうなれば、オンリーワンは、イコール、ナンバーワンであるという事なのです。

即ち、オンリーワンも最後は相対的な評価のもとに、ナンバーワンに位置付けられなければ存在しないという事なのです。



オンリーワンという言葉・・最後に勝ったナンバーワンの人が使える言葉なのです。






※如何でしょうか?非常に解りやすくないですか!オンリーワン追求の先には、自然にナンバーワンが付いて来るのですね。

業界ナンバーワン企業の創業者の方々は、必ずしも「ナンバーワンになりたい」とだけ思って、頑張っていたわけでは、ないですからね。
  


Posted by makishing at 06:35Comments(2)