2010年08月22日

“机”の始まり




小学生用の漢字の練習用のノートの見開きに『はじまりシリーズ、つくえのはじまり』というのが、ありました。紹介致します(原文は子供用に、ひらがなが多用してありますが、漢字を使います)。



大昔の日本では、神様に御供えをする時に、『杯据(つきうえ)』という台に沢山のお皿を並べました。これが机のはじまりです。

その後、食事の為に使う『杯据』の他に、勉強する為に使う『文机(ふづくえ)』やお坊さんがお経を書くために使う『経机(きょうづくえ)』など、色々な台が現れました。そして、次第にこれらの台を机と言うようになりました。

大昔は、とても高価な物だったので、少しの人しか使っていませんでしたが、明治時代になると、学校でも使われるようになりました。その頃の机は、二人で使う、横長の物でした。





※意外にも、思いがけない所に“机のルーツ”が載っていました。ご存知でしたか?
  


Posted by makishing at 01:18Comments(4)