2010年08月29日

野菜のルーツ【唐辛子】




今日は、JAの広報誌『あわじ島』の8月号より《野菜のルーツ・・・世界で愛される辛さ−トウガラシ(ナス科)》から、紹介致します(一部削除)。




世界で最も多量に栽培されているスパイス。韓国のキムチ、インドのカレー、イタリアのパスタソースにも欠かせません。


原産地は熱帯アメリカ。中央アメリカや南アメリカ各地では、2000年以上前から栽培されていたようです。


ヨーロッパへは、1492年にコロンブスによって持ち込まれました。更に16世紀に入り、インドや東南アジア、中国へと広まっていきました。


日本への渡来も、1542年にポルトガル人によってもたらされたとも、1593年、豊臣秀吉の朝鮮出兵の際に持ち帰られたとも言われています。


江戸時代には多くの色・形が存在し、既に辛味の少ない品種もあった事が『農業全書』(1697年)などに記録されています。


辛味成分のカプサイシンは、脂肪燃焼効果があると言われますが、辛さは唾液の分泌を高め、食欲を増進させます。


辛さは、種子の近くのワタの部分が最も辛いため、種子ごとに取り除くと辛味が少し和らぎます。




※唐辛子について、ここまでの事、知りませんでしたし、敢えて知ろうとも思いませんでした。勉強になります。
  


Posted by makishing at 00:22Comments(2)