2010年09月26日

カレールーの年間購入量




今年9月14日の読売新聞に《古里こんな王国》『カレールーの年間購入量』という記事がありました。要約(一部削除も)して、紹介致します。




カレーのスパイスには、体の調子を整える働きがあり、野菜やキノコをたっぷり入れれば、栄養バランスもいい。

鳥取市は総務省の家計調査で、カレールーの一世帯当たりの年間購入量(2005〜07年平均)が2091グラムで1位。最新の07〜09年の統計でも佐賀市(2139グラム)に次いで2位だった。

梨やイカなど特産品を使ったレトルトの「ご当地カレー」づくりも盛ん。「ゲゲゲの鬼太郎」で知られる漫画家の水木しげるさんの出身地、境港市で地元の会社が発売し、県産牛をふんだんに使った贅沢な味が人気。

鳥取でなぜカレーなのか。鳥取砂丘を中心に、付け合わせのラッキョウ栽培が盛んなことが影響したとの説もある。

ルー購入量の上位には共通点も。佐賀市や新潟市、福井市を含め、いずれも米作りが盛んで、共働き率の高さも全国上位。

全日本カレー工業協同組合によると、ルーや粉末、レトルトなどを合わせた国内の年間生産量は約25万6000トン。日本人1人当たり、月4杯は食べている計算になるという。

ルーの市場占有率トップを誇る「ハウス食品」の「バーモントカレー」などの定番商品も、実はスパイスや調味料の配合を変える〈モデルチェンジ〉を数年ごとに重ねている。



☆一世帯あたりのカレールー購入量

2005〜07年平均
鳥取 2091グラム
富山 2089グラム
山形 2046グラム
佐賀 2039グラム
金沢 2028グラム


2007〜09年平均
佐賀 2139グラム
鳥取 2012グラム
福井 1999グラム
新潟 1994グラム
水戸 1976グラム




※鳥取=カレーとは、この記事を読むまで、全くイメージ出来ませんでした。そこに‘ラッキョウ栽培’とか‘米作り’というキーワードが浮かび上がって、納得の域に入りました。
  


Posted by makishing at 06:04Comments(4)