2011年01月28日

日本一短い『家族』への手紙




今日は、去年12月24日に、娘にプレゼントした本〔日本一短い『家族』への手紙〕(角川文庫)より、一筆啓上賞(郵政大臣賞)作品を、紹介致します。




☆夫へ・・・
この間、口内炎ができたのを見てもらった時、顔が近づいてドキッとしたわ、久々に。(滋賀県28歳)


☆娘へ・・・
父は風呂場の君に、「熱くないかい」と聞いただけじゃないか なぜ水をかける(静岡県36歳)


☆おばあちゃん、夜ひこうきにのったら、ちきゅうのそとにでたよ。(愛知県7歳)


☆「地球の彫刻師だ」と土方仕事。母の彫刻刀(つるはし)、重かったろ。もういいよ。地下足袋脱ぎなよ。(群馬県24歳)


☆誕生したわが子へ・・・
やあ。出てきたね。どうだいこの世界は。しばらくは一緒に生きてゆくんだよ。(愛知県33歳)


☆お母さん、お父さんの口にミニトマトを入れるのを見ちゃったよ。まだ、新婚さん?(鹿児島県12歳)


☆もうやめようよ!みんなで同じ事ばかり言って ぼくがみるよ、おふくろの事(石川県42歳)


☆妻へ・・・
昔 君が「あなたに付いていきます」と言った。今では、僕があなたに付いていってます。(三重県39歳)

☆小さな家族へ・・・
ゴロウとレイナとセナとムウラとザリこうとフナ1号2号3号 みんなすきだぞ。(千葉県11歳)


☆息子へ・・・
〔ボク負け犬じゃない・・・疲れた〕天国で一休みしたら戻るのよ 母さん待ってるから(埼玉県50歳)




※如何でしたでしょうか?悲喜こもごもの言葉たちです。それぞれの思いは、力強く、伝わります。
  


Posted by makishing at 05:36Comments(2)