2011年02月07日
30年間値上げ無しの‘駄菓子会社’とは?
今日に、ある日のテレビ情報番組より、なにわの菓子メーカー〔オリオン株式会社〕のケチケチ作戦を、お送りします。
30年間、値上げ無し(30円)を敢行している会社の社長、小西靖介さんがゲスト
不景気な時ほど、売上アップ
ラムネシリーズは、ベストセラーになった
見た目が楽しく、子供でも手が届く値段
原材料高騰に対抗すべく、内容量を同じにし、粒の数を減らした事により、充填時間を減らしコストダウンとなった
乳糖が高いので、代わりにラクトウィシュ(でんぷんの一種)で、シガレット菓子の値段を守った
海外に出すと多品種少量主義に合わない
ロングセラーは、考えて出来ない、千だして三つしか出ない
子供は、大人の真似をしたがるので、そこを意識した開発
去年の10月から10%アップしたが、今コンビニに駄菓子コーナーが出来たから
この半年でかなり増えた
昔からあるものを小型化して、子供でも買える値段にしたのが、大手お菓子メーカーだが、景気回復したら離れていく
駄菓子のノウハウで、大阪土産を作って欲しいとの依頼が来ている
通天閣で売るのは、ビリケンさんのグミ
薄い利益をずっとしてきたから、続ける
低価格と感情を揺さぶる事が、不況で売れる2つのコツ
決して社員の給料を減らしたりしないのは、ケチケチ作戦の裏に優しさがある
※価格破壊と言われて久しいですが、このような企業、このような経営、このような思考・・如何でしょうか!
Posted by makishing at
05:49
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