2011年04月19日

《意識が変われば眼も変わる》




今日は、奥村幸治氏の著書『夢を夢で終わらせたくない』(出版NPO法人ベースボールスピリッツ)の中より《4.意識が変われば眼も変わる》を、御紹介致します。




《4.意識が変われば眼も変わる》



意識が変われば声が変わると書きましたが、「意識が変われば眼も変わる」ということも言えます。「眼は心の窓」とも言われますが、ここにもその人間の意志や思い入れは表れます。

中学生を見ていても、上手くなりたい、という意欲の高い選手はやはり眼が違います。ありきたりですが、キラキラと生きた眼をしている。初めはそうでなくても、意識が成長するにつれて眼ははっきり変わってきます。将大(現、楽天イーグルス、田中将大投手)もその1人ですが、ピッチャーとして成長していくたび本当に強い眼になっていきました。普段は優しい眼をしていますが、マウンドに立った瞬間、別人のように変わる眼は将大の意識の成長を表すものだったのです。

また、眼と言えばやはりイチロー選手です。彼の眼には本当に隙がない。まるですべてを見透かしているような鋭い眼をしています。西武でバッティングピッチャーをしていた時、僕がオリックスにいたことも知っている先輩投手たちから「イチロー選手にこっちを見るなと言っとけ」と、よく言われたものです。つまり、イチロー選手と眼が合うと、それだけでやられる、というのです。当時の西武の投手陣は12球団でも屈指のメンバーが揃っていましたが、そんな人たちがそう言うのです。まさに蛇に睨まれた蛙。どれほどイチロー選手の眼に力があるかわかってもらえるでしょう。

そして、そんな鋭い眼もまた1日の積み重ねの中で作られてきたもので、そこにもやはりイチロー選手の高い意識や深い思いが詰まっていたのです。





※『目は口ほどに、ものを言う』と、言いますね。

やはり、眼光鋭い人は、いてますね。

普段の鍛錬が出来ている人は、ツラ構えが違いますね。

そして、その中にひときわ目立つパーツが“眼”なのですね!
  


Posted by makishing at 00:15Comments(4)