2011年08月16日

『食中毒を防ぐには』



今日は、JA広報あわじ島8月号より『もう一度見つめよう食べ物の世界』《食中毒を防ぐには》を、要約して紹介致します(監修:タレント・食生活アドバイザー岡村麻純氏)。






《食中毒を防ぐには》



食中毒は、6月から10月の発生数が多く、7月から9月に集中しています。


焼肉店での食中毒問題が話題となりましたが、原因は腸管出血性大腸菌で、以前死者を出したO-157と同じ菌です。これは低温には強く、冷凍庫で保存する間には中に残存しています。熱には弱く75度で一分以上加熱すると死滅するそうです。加熱されたものなら、基本的には安心です。


食べなければ、リスクがなくなることは確かです。生肉であっても、原因である細菌が付着していなければ、食中毒にはなりません。徹底した衛生管理が行われれば、食中毒にはかかりません。私たち一人一人が疑うこと、自ら判断することで衛生管理が徹底されていく足掛かりになるのだと思います。


自分の体、家族の体を守るのは、自分自身です。知識を持って、良い意味で信頼しない、食べる前に思案する、その自己防衛力が食ですら近代化され、簡素化された今の時代こそ、必要なのだと思います。






※私は、生肉が大好きです。

今回の焼肉店の事件を知って、背中が凍りつきました。

おそらく、生肉が好きな人は、加熱したら安全なことは、解ってはいるが‘そのまま食べる美味しさ’を、知ってしまっているのだと、思います。

この文章中にある「知識を持って、良い意味で信頼しないようにしたり、食前に思案すること」が、これからのポイントになると、思います。
  


Posted by makishing at 05:37Comments(2)