2011年09月23日
《奇跡が起こった》
今日は、松下幸之助さんの“幸之助語録”第14弾です。
《奇跡が起こった》
「3、4日前、奇跡が起こったんや。家内がな、わしんところにきたんや。一緒になって70年、一度も歴史を読まんかった。ところが、わしが聞いているテープ、高杉晋作とか坂本龍馬とか、それを持って帰ったんや。歴史なんか嫌いやと言っとったのが持って帰った。奇跡や。」
結婚して70年、芝居も見ず、小説も読まなかった妻が、突然歴史に興味を持ち出した。「あんなものはつくりものでつまらん」と言っていたのに。
歴史には人間の心や人情が表されている。歴史を読むということはそういうことを学ぶということになる。だから妻が歴史を読んでおもしろいと気がついたのはいいことだ。
それにしても時間というのはおもしろい。なかなか読まなかった人間が歴史が面白いというのは時間のなせるわざだろう。なにごとも時間がいるものだ。
※時間が人の心を変え、変わった心が、行動を変えると思います。
何に興味持ち、突き進んでいくかは、未来の時間だけが知っているのだと、思います。
奇跡とは、そうやって起こるのではないかと、思います。
Posted by makishing at
02:59
│Comments(4)