2011年10月05日
‘グリーフケアー’とは?
今日は、たまたま机の中を整理していたら、出てきた、昔の資料より【グリーフケアー】を紹介致します。
【グリーフケアー】
◆グリーフとは
「喪失の悲しみ」全ての変化による、悲しみの後に体験する様々な変化全てを含み、その回復の過程をグリーフといいます。特に愛する人を亡くすという、大きな喪失体験によるグリーフは、深く長く続きます。それらの変化は自然な反応であると、言われており、回復までの決まった道筋はありません。個人のグリーフの経験は、それぞれに違っています。
◆喪失体験するもの
〔物・環境・能力・人間関係〕
*大人:死別、離婚、引っ越し、病気、老化、子離れなど
*子ども:死別、ペットの死、引っ越し、成長、クラス替え、入学、卒業など
◆子どものグリーフ
周りの大人が知っておきたいこと
1.子どももグリーフを感じる
2.子どものグリーフは大人が考えるより長く続く
3.子どもが失ったと感じるものは大人が考えているものとは違うかもしれない
4.喪失が予期される場合は、子どもにその準備をさせてあげる
5.突然起こった場合は、できるだけ早く子どもに知らせる
6.子どもには手本となるような大人が必要
7.安全で安定した環境が必要
8.子どもが考える3つの疑問・・「私のせいなの?」「いつか私にも起こるのかしら?」「これから誰が私のこと助けてくれるの?」
※“グリーフケアー”という言葉、お聞きになったこと、ありますか?!
「悲しみや落ち込みからの回復」は、その深さが大きいほど、その人も周りの人も、しんどいと思います。
複雑化する日常を踏まえ、こういう領域の問題について、これから私たちは、真剣にならねばいけないのかも、しれませんね。
Posted by makishing at
04:43
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