2011年11月17日

生き物はみんな“海から”生まれた




今日は、ジャポニカ学習帳『漢字練習帳』から《生き物はみんな海から生まれた》です。




《生き物はみんな海から生まれた》


今から約46億年前、宇宙に私たちの住む「地球」という星ができた頃、地球には一つの生き物もいませんでした。しかし今では、動物や植物など、たくさんの種類の生き物がいます。では、最初の生き物はいつ、どこで生まれたのでしょうか?

約40億年前、最初の生き物は海で生まれました。バクテリアという、体のつくりのとても簡単な、目に見えないほど小さな生き物です。それから生き物は、少しずつ形を変えながら、何十億年という長い間を海の中で過ごしました。

約6億年前には、それまでよりもずっと大きな生き物が現れ、約5億年前のカンブリア紀と呼ばれる時代には、生き物の種類が爆発的に増えました。この時に、私たちのように背骨を持つ動物の祖先が現れたと言われています。そして、約4億年前になると、まずは植物が、続いて動物たちが、ようやく海から陸に上がりました。こうして海で生まれた生き物は、長い時間をかけて陸に上がり、現在のように種類や数を増やしていったのです。





※さほど長くない文章なのに、内容はしっかり入っています。

とてつもない昔の出来事を、まるでそこにいるかのように、見事に描写しています。

生命誕生の不思議を、学べますね。
  


Posted by makishing at 05:08Comments(2)