2011年11月21日

42年間愛されてきた“国民的時代劇”の振り返り




今日は、たまたま手にした雑誌『エスポジ秋号』(発行所:株式会社セネクス)より《42年間愛されてきた国民的時代劇、名作「水戸黄門」を振り返る》を、要約して、紹介致します。





毎週月曜夜8時から、TBS系列で放送中の『水戸黄門』。高齢者のファンも多い、時代劇ドラマの金字塔だ。

番組スタートは、昭和44年8月4日。以来回数は1200回を越え、これまでの平均視聴率22.5%という驚異的視聴率を記録した。

今年12月、42年間の歴史にピリオドを打つ。それにしても、なぜ『水戸黄門』は長きにわたり国民的時代劇として愛されてきたのだろうか。そこには舞台(時代)設定の妙、シンプルでわかりやすい脚本、登場人物の魅力といった要素が挙げられる。

元禄という時代背景で、庶民の暮らしも生き生きしていて、それがドラマ全体に活気と明るさを与えている。諸国漫遊の設定で、全国各地の風土や人情が感じられるのもいい。

黄門さま、助さん、格さんの3人を柱に、魅力的な登場人物たち。老人を主役とするドラマは、主役(黄門さま)を取り巻く人々は家族のようで、時代劇でありながらホームドラマのような親しみやすさがあった。

時代は変わり、もうこんな番組づくりは難しいのかも。だからこそ『水戸黄門』は、私たちの記憶に刻まれる。最終回まで、楽しみにしていたい。





※物心ついた頃から、ずっと放映している長寿番組です。

なぜ、終了してしまうんだろう、なぜ終わらなければ、ならないのか・・・そんなふうに、感じます。

古き良き時代が、一つ幕を閉じるような、そんな気がしています。
  


Posted by makishing at 05:53Comments(6)