2011年11月28日

電車は何人まで乗れる?!




今日は、『モヤモヤすること』(副題:どうでもいいかもしれないけど、ちょっと気になる疑問を徹底調査)からです(一部要約、削除)。




『電車は何人まで乗れるの?』




朝のラッシュ時にギュウギュウ詰めになる電車。実際、定員人数は、どのようになっているのでしょうか?


東京交通局に問い合わせたら、「鉄道車両の定員は乗客1人当たりの面積で計算し、都営新宿線の場合、運転席のない中間車1両当たり149人、都営大江戸線で100人です」との回答がありました。この時、座席は幅45cm、立席0.3?が1人分の面積の目安。

国土交通省の規定を確認してみると、東京都交通局が回答した定員は、乗客1人1人が快適に乗れるように計算された「サービス定員」ということが発覚。車や飛行機などで定められている定員は、それ以上乗っては危険だという人数を示す「保安定員」で「サービス定員」は、別物です。

電車の場合、強度・性能で定員を超えても安全に運行できるため、定員以上の利用者が乗ることについて、法律で禁止されていません。だから、ラッシュアワーの電車は、あんなに詰め込まれています。

ちなみに、混雑している電車に何人くらい乗り込んでいるかは、混雑率として表現されます。


●100%・・・定員乗車(1人1人が快適な状態)
●150%・・・楽に新聞を広げて読める
●180%・・・折り畳むなど無理をすれば新聞を読める
●200%・・・体が触れ合い相当圧迫感があるが、週刊誌程度ならなんとか読める
●250%・・・電車が揺れるたびに体が斜めになって身動きが出来ず、手も動かせない


これらが目安となっています。

電車の定員では、1900年に施行された鉄道営業法があります。

これは、係員が強制的に定員以上の乗客を車中に乗り込ませることを禁じる法律で、違反すると30円(現行2万円)以下の罰金又は科料に処されるというものです。しかし、ラッシュ時など混雑率200%を超える場合でも乗客が自発的意思に基づいて乗り込んでいることになり、違法ではないそうです。






※如何でしょうか!?

電車の混雑率の捉え方を、私は少々間違っていました。

「知ってて損にはならない雑学」を、手に入れたような気がします。
  


Posted by makishing at 06:16Comments(6)