2012年02月21日

《調子の悪い時こそ真価が問われる》




今日は、奥村幸治氏の『夢を夢で終わらせたくない』(出版NPO法人ベースボールスピリッツ)の中より《8.調子の悪い時こそ真価が問われる》を、御紹介致します。






《8.調子の悪い時こそ真価が問われる》






調子が悪い時、厳しい状況の中でどれだけ踏ん張ることができるか。野球に限ったことではなく、そういう時にこそ、人間の価値が問われます。調子のいい時は10の力を出せても、調子が悪くなると5まで力が落ちる選手と、いい時も8だけど悪い中でも何とか7で踏みとどまる選手がいるとします。こういう場合、僕(奥村氏)が監督なら間違いなく後者への信頼が大きくなります。計算が出来るからです。

こういう話をすると真っ先に思い出すのはやはり将大(楽天イーグルスの田中将大投手)です。彼は調子が悪くても、その中で気持ちを切らさずにベストの結果を出せる代表的な選手です。覚えている人も多いでしょうが、2006年夏の甲子園は、フォームを崩し、本当に苦しい中での戦いでした。その上、周囲からの期待はものすごく高かった。そんな状況の中でもプレッシャーに押し潰されることなく、チームのために粘り強いピッチングを続けました。

そして、凌いで、凌いで勝ち進み、最後には、早稲田実業との決勝戦でその夏のベストピッチをやってのけたのです。普通のピッチャーならあの状態で甲子園にまでは来れても、まず決勝までは勝ち進めなかったでしょう。まさに将大の人間力、底力を感じさせられた戦いでした。そうした強さを持っているからこそ、プロでも1年目から先発ローテーションを守り、あれだけの活躍もできたのです。

調子のいい時は気分も乗っているし、誰でも頑張ることができます。でも、本当の意味での人間の評価は逆境の時に問われます。厳しくても、そこで踏ん張れる自分を求めていくことが周囲の信頼にもつながるのです。







※逆境の時の自分・・・強いか否か、いろいろな意味で検証もしてみようかと、思います。

安定した調子を、構築できるよう、強い心を磨きます。
  


Posted by makishing at 05:48Comments(2)