2012年04月20日

痛くない!快適入れ歯!



今日は、地元紙『シティライフ北摂EAST』の去年7月1日号より《意外と知らない歯の健康知識》を、要約して紹介致します。




歯がなくなった時の選択肢として「インプラント」「ブリッジ」「入れ歯」があります。費用・治療期間も異なり、長所・短所があります。その中の「入れ歯」について、高槻ハート歯科の藤田先生にお話を伺いました。



▽「入れ歯があたって痛い!」を改善

金具の無い入れ歯はノンクラスプデンチャーと呼ばれ、アメリカで50年の歴史があります。日本は、厚生労働省の認可が近年おりました。



▽ノンクラスプデンチャーとは

ノンクラスプデンチャーとは見た目が自然で、審美性に優れています。
○利点
・見た目で入れ歯をつけていることがわかりずらい
・弾性があるために、残っている歯にかかる負担が軽くなる
・適合性がよいため安定する

●欠点
・残存している歯がないと適応できない
・使用する素材の種類により、修理が難しいものもある
・保険適応外



▽新素材のシリコーンデンチャーとは

近年、生体シリコーンというゴム質の素材を入れ歯の裏側に用いたのが登場しました。入れ歯と歯ぐき間でクッションとなり、粘膜面を保護してくれます。吸盤のようにぴったり吸着します。

○利点
・入れ歯があたって痛いのが少なくなる
・よく噛めるようになる
・いつまでも柔らかい

●欠点
・汚れがつき易い
・保険適応外



▽入れ歯から、噛み合わせを考えよう

噛み合わせは全身にも影響を及ぼす可能性のある重要な要素です。噛み合わせを作るには、トータルな治療が必要なときもあります。ノンクラスプデンチャーが噛み合わせのことを考えるきっかけになればと、思っています。






※入れ歯に関して、これほど沢山の種類があるとは、全く知りませんでした。

歯についての業界も、目覚ましい進歩を遂げているように、感じました。
  


Posted by makishing at 05:54Comments(2)