2012年05月25日

コミュニケーションを上手にとる‘第二条件’





今日は、4月5日に引き続き、『人と話すのが好きになる本』(風詠社、森田実知夫とその仲間達著)より《コミュニケーションを上手にとるための大切な二つの条件》の第二条件を、要約して紹介致します。






・第二条件
人の心理を理解しましょう



「人の心理を理解するためには心理学を学びなさい」なんて言うつもりはありません。人は、日常何気なく話をしていますが、人の心理をけっこう気にしているものなのです。相手の立場を考え、相手の気持ちを感じながら話をしているのです。

それを『人の心理十七条』として整理して列挙します。これを頭に入れてコミュニケーションをとりましょう。





『人の心理十七条』

1.自分を好きでいてくれる人には好意を持つ(好意の返報性)
2.好きな人の頼みは何とかしようと考える(チャルディーニの法則)
3.信頼している人の話は信用する
4.テレビや新聞の報道を信用する
5.「この話あなただけよ」を信じる
6.自分と同類を求め、同類とは安心して話ができる(類は友を呼ぶ)
7.聞いてほしい話や大好きなテーマについて話がしたい
8.夢のある話や得になる話が好き
9.共感されること、感謝されることが好き
10.ほめられたり自尊心をくすぐられたりするのが好き
11.人の話には興味がない
12.聞きたくない話は聞かない
13.諭されたり、意見されたり、否定されるのがイヤ
14.人に認めてもらいたい、理解してもらいたいと思っている
15.自分の話をちゃんと聞いてくれているかと気になる
16.早く結論を聞きたい
17.身だしなみで好き嫌いを決める





『この人といい関係を築こう』と思うならば、まず相手を好きになり『人の心理十七条』をよく理解して話すことです。そうすれば会話がスムーズに運びます。






※本当に、よくまとまっていて、わかりやすいです。

第一条件と併せて、参考になさって下さい。

この本、のっけから結論めいた感じですが、ここから本編は続いてまいります。
  


Posted by makishing at 05:13Comments(4)