2012年05月29日
ここらで‘猫ひろしさん出場取消’について考える
今日は、読売新聞5月9日より《猫さん五輪出場「ダメ」》の記事をベースに、自分の所感を交えて、お送りします。
昨年秋に、カンボジア国籍をわざわざ取得して、ロンドン五輪男子マラソンのカンボジア代表に選ばれた、お笑い芸人の猫ひろしさん34歳(本名:滝崎邦明さん)。国際陸連が参加資格を満たしていないとして、五輪出場が帳消しになりました。
過去に国際大会代表経験がない選手でも、国籍変更後1年間は国際大会に出場できないとの規制が“今年から”導入されたとのこと。
猫ひろしさんは、今年2月の別府大分マラソンで2時間30分26秒の自己ベストをマークし、ご自身の努力で少しずつタイムを縮めていました。
猫さんがカンボジア代表に選ばれたのが3月。今回の措置が5月です。カンボジア陸連の特例措置懇願も虚しく、国際陸連が却下しました。
これを踏まえて、皆様は、どう考えますか?!?
私が思うには、考え方が賛否両論に分かれると思うんです。
猫ひろしさんを『かわいそう』と思うのは、せっかく苦労して取得したカンボジア国籍が、意味のない‘カンボジア国民’に、なってしまったこと。
そして、それ以上に、一所懸命・一生懸命に、練習したと思います。
ただ、もう一方の考え方では、猫さんが今回出場することで、もともと世界大会を目指して頑張ってきた、カンボジアに生まれ育った選手の夢を、摘み取ってしまうことになります。
一旦は、代表選手としての五輪切符を手にした猫ひろしさん。彼は次の五輪(リオデジャネイロ)を目指すと言っています。彼の心中は、如何なものでしょう!!
Posted by makishing at
05:48
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