2012年06月11日
スティーブ・ジョブズ『名語録』より:その4
今日は、『スティーブ・ジョブズ名語録』(副題:人生に革命を起こす96の言葉、桑原晃弥著)より、【アップルがやらないと、どこもやらない。だから僕はここにいるんだ。】を紹介致します。
【アップルがやらないと、どこもやらない。だから僕はここにいるんだ。】
アップルに復活したジョブズが見たのは、自分が不在の10年間余り、何の進歩もしていないマックだった。ジョブズはこう評した。97年にアップルはライバルのマイクロソフトを大きくリードしていたが、その後何十億ドルもの研究開発費をかけても、マックは25パーセントしか、変わらなかった、と。
コンピューター業界自体も、創造をやめてしまったかのようだった。
「300メガヘルツは200メガヘルツよりすぐれているとか、6ギガバイトは4ギガバイトよりすぐれているという話ばっかりだ。コンピューティングにはもっといろんなことがあるのに。コンパックとデルはインテルとマイクロソフトから部品をもらい、それを組み合わせてまったく面白みのない箱に入れて出荷する。彼らはコンピューター・メーカーでさえない」
ジョブズは「本当にすばらしいコンピューター」をつくることを目ざした。
「世界が少しましなのは、アップルがあるからだ。だから僕はここにいるんだ。誰かがいいコンピューターをつくらないとね。アップルがやらないと、おそらくどこもやらないだろう」
こうしてつくられたiMacは、1年余りで200万台を売る大成功を収めた。
※如何でしたでしょうか!?
「自分がやらねば、誰がやる!」と「自分がやらねば、誰かやる」の、ほぼ同じ言葉の、中身の大きな違いのような、気がします。
そして、離れてみることが、結果・成果を客観視出来た、大きな要因だと思います。
Posted by makishing at
06:25
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