2012年07月31日

“子ども向け”川端康成について



学校の夏休みも真っ只中です。そんな中、子ども向けの記事も、見受けられます。

今回は、自宅に配布される地域広報誌より『子ども特集 川端康成って、どんな人?』を一部、編集して紹介致します。





Q:いつごろの人なの?

A:康成は、明治32年(1899年)に大阪市内で生まれ、昭和47年(1972年)に亡くなりました。
すごく昔の人のようだけど、みんなのおじいさん・おばあさんなら、とてもよく知ってる人だよ。



Q:何をした人なの?

A:昭和43年(1968年)、日本人で初めて「ノーベル文学賞」を受賞した作家だよ。
ノーベル賞は、その分野で世界的に認められた人にしか贈られないので、選ばれるのはとてもすごいことなんだ。



Q:茨木市とどんな関係があるの?

A:康成は、3歳から18歳まで茨木に住んでいたよ。お父さんとお母さんが早くに亡くなったため、(茨木市)宿久庄にあったおじいさんとおばあさんの家に引き取られたんだ。



Q:茨木市ではどんな暮らしをしていたの?

A:小学校の時におばあさんが亡くなって、目が見えないおじいさんと2人で暮らしていたんだ。
学校は豊川尋常高等小学校(今の府立茨木高等学校)に通っていたよ。
康成は小さいころは体が弱かったけれど、中学校までの道を毎日往復12km歩いていたら、いつの間にか健康になったんだって。





※いつも、思わされることですが、子ども向けの記事からも、沢山の勉強ができますね。

思いがけず、川端康成の『作品ではなく生活』を教えてもらいました。しかも、幼少期の康成でした。
  


Posted by makishing at 06:46Comments(2)