2012年08月16日

高速道のトンネルをのぞいてみる



今日は、たまたま立ち寄った高速道路のサービスエリアのフリーペーパー『阪神ハイウェイ VOL187』から《トンネルをのぞいてみよう》を紹介致します。




トンネル内は閉鎖的な空間だけに、ドライバーのみなさまに快適に走行いただけるよう、

また、火災や事故など万が一の事態にも備えて、さまざまな設備を設置しています。

緊急時のお客さまの安全を確保するため、重要な役割を果たす設備やシステムをご紹介します。






◆防災設備

トンネル内の被害を最小限に抑えるさまざまな防災設備


閉鎖されたトンネル内は、火災や事故が発生すると危険な場所です。そのため、被害を最小限に抑えることを目的に次のようなさまざまな設備を設置しています。




●消火栓格納箱・・・消火栓、消火器、押しボタン式通報装置・非常電話などで構成されています。扉を開けるだけで、使用位置が交通管制室で把握できるようにもなっています。約50メートル間隔で設置。


●火災報知器・・・火災を自動的に検出します。炎からでる特殊な光をとらえ、火災の発生とその位置を交通管制室に知らせます。


●避難誘導灯・非常口表示灯・・・出口までの距離や避難通路までの距離、方向、位置などの情報を表示しています。避難が必要な場合、トンネル出口や非常口を確認してください。


●避難連絡坑・・・トンネル火災発生時などに、お客さまに一時的に避難していただく設備です。


●監視用テレビカメラ・・・トンネル内の状況を確認するカメラです。映像により、交通状況や事故、火災状況の確認を行います。


●防災システム

交通管制室がトンネル内を常時監視

万が一の緊急時に備え、トンネル内の状況を交通管制室で遠隔監視することにより、異常を早期発見し、的確な対処を可能にするのが、トンネル防災システムです。緊急事態が発生した場合、いち早く現場の状況を把握し、必要に応じて排煙や水噴射防水などの制御も行います。






※高速道路のトンネルについて、こんなに沢山の設備を、標準装備してくれているなんて、御存知でしたか!?私は全く、知りませんでした。

防災に関する設備でも、これほどあるのに、他のについても、いろいろと付けてくれています(次回を御期待ください)。

高速道路って、すごいですね!!
  


Posted by makishing at 01:55Comments(0)