2012年08月11日

但惜身命と不惜身命


今日は、私に定期的にメルマガを送ってくださる方からの『今日の言葉』です。





【但惜身命と不惜身命】



お互いがこうして生きている。
考えてみれば、
これくらい不思議なことはない。

この悠久なる時間と、
この茫漠(ほうばく)たる空間の中にあって、
たまたま時と所を一にしてこうしているという、

こんな不思議なことはないということがわかれば、
この現実、この刹那、この寸陰(わずかの時間)、
この場、この身というものが、
何よりも大事なのである。

無限に愛惜(あいせき)すべきものになる。
これを「但惜身命(たんじゃくしんみょう)」という。

それを把握するためには、
取りとめのない日常の身命などは、
値打ちがない。

これは不惜身命(ふしゃくしんみょう)
(身命を惜{お}しまぬ)である。
 
真に道を得るためには、
それこそ不惜身命でなければならない。

何が故に身命を惜しまぬかといえば、
但惜身命――本当の身命というものを
限りなく愛するからである。

真の自己・真の存在というものを
限りなく愛着するが故に、
この取りとめない、はかない、
迷える身命など、問題ではない。

命がけで命を惜しむ。
但惜身命なるが故に、不惜身命。
不惜身命にして、但惜身命になる。


 『安岡正篤 一日一言』より






※与えられた命について、尊いものであるというのを、2つの言葉で表現しています。

とてつもない確率で、今を生きている私たち。

生かされているのだから、それを活かしたいと、思います。
  


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2012年08月10日

大仏はどうやってつくられた?



今日は、息子の小学校の教材『社会科資料集6年』(発行者:森達也、発行所:株式会社教育同人社)から《大仏はどうやってつくられたの?》を紹介致します。





大仏は、約9年もの年月をかけ、全国から集められたのべ260万人もの人によってつくられました(当時の人口の3分の1以上)。大仏づくりの技術は、朝鮮半島や中国などから移住してきた渡来人によってもたらされました。




◇大仏ができるまで


1.木や竹などで大仏の形の骨組みをつくり、その上に粘土を塗って原型をつくる。

2.原型の外側に別の粘土を塗って外側をつくり、外型を外して火で焼き固める。

3.原型の表面を削って、外型を組み直し、原型と外型の隙間に、銅を流し込む。

4.外型を外し、頭に螺髪をつけてから表面を磨き、金を塗る。

5.大仏に目を書き入れ、完成を祝う(大仏開眼式752年)。




◇大仏づくりに協力した人


『行基』

行基は、民衆への布教に力を入れていましたが、朝廷はこれを禁止しました。しかし、行基は各地をまわって橋をかけたり、用水路をつくったりするなど社会事業に尽くしたため、人々の信頼を得ていました。

聖武天皇は行基の人気を利用して大仏づくりを進めようとして、協力を求めました。行基はこれに応じて天皇の期待に応えたため、後に、僧の最高の位である大僧正に任命されました。




◇大仏の材料と量


金:440kg
水銀:2.5t
すず:8.5t
銅:499t

(1tは1000kg)





※なんども思いますが、教科書や学校の資料は、とても面白いです!!

特に、小学校の教材は、わかりやすいですね。

大仏の造り方、思いがけず勉強しました。
  


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2012年08月09日

オリンピック“誤審”問題!




ロンドンオリンピックが始まってから、日を追うごとに、盛り上がっていますね。



ここにきて問題になっているのが、なんと『誤審問題』です。

意外と、ものすごい数に登ります。

ボクシング競技では、六度のダウンを奪いながら、ノックアウトの判定をしなかったレフリーが追放されたようです。



なぜ、このようなことが起こるのでしょうか。



それは、強豪同士の戦いの時に、起こるそうです。

第三国の審判が採用され、ジャッジすることになると、その競技について弱い国の審判の場合、ルールに精通しておらず、誤審につながる可能性が高いとのことです。



このようなことが、これから無いことを、祈ります。お読み頂き、ありがとうございました。
  


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2012年08月08日

痛み




【痛み】



普段の生活の中


みんな、普通に暮らしている


けれども・・・


心身の中には


みんな、それぞれの


痛みをもって


生きている
  


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2012年08月07日

広報に載る“頑張る企業”パート7




今日は、家に配布される広報雑誌の中に掲載されていた記事から、七回目です。





【頑張る市内企業】





北斗通信株式会社(茨木市蔵垣内一丁目)




〜 カーボンFRPにチャレンジ中の企業です 〜







同社は、昭和22年(1947年)に茨木市宇野辺で創業し、その後、昭和49年(1974年)に当地に移り現在に至ります。茨木を本社工場とし、岡山県真庭市にも工場を設けています。

創業当時は、関西での電話回線の普及をはじめとする通信事業を行っていましたが、現在では通信事業のほかにも、住宅関係のお風呂の浴槽など、主にFRP(繊維強化プラスチック)樹脂成形品の製造を行っています。また、加工の難しいカーボンFRP樹脂成形品の製造にも挑戦をしています。

同社のものづくりへのこだわりは、自社内製で商品をいちから造り込むことであり、道路電柱の通信ケーブルのボックスなど歴史ある製品を製造しています。







※ものづくりで、コツコツ頑張っている企業の、代表格だなと、思いました。


‘道路電柱の通信ケーブルのボックス’・・・ものすごく、いぶし銀の世界です。

「いちから造り込むこだわり」をサラッと言ってのけるのも、素晴らしいです。

ものづくり大国ニッポンは、まだまだいけそうな気がしてきました。
  


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2012年08月06日

氷河期を生き抜く大学選び




今日は、読売ファミリー7月4日号より『氷河期を生き抜く大学選び』を要約して紹介致します。




「大学全入時代」といわれていますが、長引く不況で大学を卒業したからといって希望者全員が就職できるとは限らないのが、現状です。そこで大切なのが学部選び。子どもの個性を伸ばしながら、我が子が就職で優位に立てるポイントを考えてみました。




《学部の特色 見極めて》


博報堂教育コミュニケーション推進室が2010年にまとめた「大学に対する生活者意識調査」(有効回答3977人。首都圏・関西圏の男女18〜69歳)の中で、高校生の子を持つ親世代が大学を評価する際に重視する点は「進路/就職支援の面倒見がよい」が48%で1位、「卒業生が社会で多く活躍している」「研究力の高い分野がある」などが続きます。今や大学の役割は「教育」「研究」に加え、「就職支援」が重要なポイントになっています。




《資格系高い人気》


大学受験やオープンキャンパスに関する講演などで活躍する、代々木ゼミナール講師の吉田敦彦さんは「2008年のリーマン・ショック以降、学生の就職難に加えて親の経済状況が厳しくなり、進学先選びは将来の就職を見据えて、より現実的になっています」と話します。

有意義な授業をしていても就職に結びつきにくい学部もあり、就職率の高い、実学の工学系、薬学部や看護などの医療系、栄養士の資格が取れる食物栄養素などの資格系学科が依然として人気を集めています。取得できる資格は大学によって変わってくるので、事前の下調べが重要です。




《オープンキャンパスで確認を》


情報が簡単に入手できるネット時代でも、実際の就職状況や留年率など、本当に知りたい情報は引き出しにくく、吉田さんは「どんな資格が取得できて、就職に関してどう有利なのかは大学の進学担当者と直接話すことが大切です」と強調します。

「ここ4〜5年で、就職説明会やオープンキャンパスに親子で参加することは全く珍しくなくなりました。親子一緒に情報収集し、オープンキャンパスで知りたい内容の確認を」と話します。

自分の個性を伸ばし、社会で役立つスキルを身につけられる場かどうかを見極めるには、実際に公開授業を聴講するなど、積極的にアプローチする姿勢が重要です。






※大学に入れて、卒業できても、その先を考えると・・・不安が多い時代になってしまいました。

リーマンショックは、ここにも爪痕を残しています。

ただ、大学に通う学生の‘本気度’は、格段に上がることには、違いないですね。
  


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2012年08月05日

タイガース2012ヒッティングマーチ




8月1日、阪神vsヤクルト戦を観戦に、甲子園球場に行きました。

応援団の方に頂いた小冊子が『2012阪神タイガース、ヒッティングマーチ』でした。

昔は、小冊子ような‘気のきいたもの’は、ありませんでした。

今日は、その中から背番号の若い順番に4人紹介致します。




【1】鳥谷敬選手

夢乗せて はばたけよ
鋭いスイング魅せてくれ
さあ君がヒーローだ
鳥谷敬
「かっとばせー とーりーたにー」



【2】城島健司選手

燃える闘志をバットに込めて
打てよ城島 炎のアーチ
「かっとばせー じょーじまー」



【3】関本賢太郎選手

勝負をつけろ 今こそ
頼むぞ 賢太郎 みなぎる力
燃えたぎらす 根性魂
「かっとばせー せーきーもとー」



【5】平野恵一選手

白球捕らえて 突撃だ平野
期待応える ガッツで挑め
「かっとばせー ひーらーのー」






※昔からあるヒッティングマーチですね。

試合を盛り上げてくれる‘最高のツール’です。

昔の選手や、他の球団のも、知りたいですね。
  


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2012年08月04日

ビール腹の正体と予防可能なおつまみ



今日は、NTTドコモのサービス、iコンシェルより、ビール腹について紹介致します。






《そもそもビール腹とは?》


ビール腹の正体は、ビール自体のカロリーが全てではないと言われています。ビールに含まれている苦味成分や炭酸ガスが胃壁を刺激して食欲を増進させ、おつまみを食べ過ぎ体重がオーバー、ビール腹になってしまうのです。

苦味のあるビールは、味が濃い目の料理や油っこい料理との相性がいいため、ついビールを飲むと唐揚げやフライドポテト、焼き肉などの高カロリー&味の濃い料理が食べたくなってしまうのも原因の一つと言えます。

ビールの量が増えれば増えるほど楽しい気分になり、おつまみの量もどんどん増える。これが毎日のように続けば、ビール腹になるのは当然のことです。




《おつまみの工夫でビール腹を予防!》


「ビール自体ではなく、おつまみがビール腹にさせる」ことがわかれば、おつまみの工夫次第でビール腹を防ぐことができます。高カロリーなおつまみの代わりに、枝豆や刺身、冷や奴、サラダなどをチョイスすると、低カロリーで脂質が少ないため、太りにくくなるでしょう。また、ビールで内蔵を冷やすのを予防するため、お鍋もオススメです。

ただし、いくらおつまみを工夫しても、ビールの飲み過ぎはダイエットにも健康にも良くないので、ほどほどに。






※ビール腹問題については、深刻にとらえている牧野眞一です!!

ビールを飲むと食が進む秘密は、このようなメカニズムだったのですね。

おつまみは、私が好きなモノを好んで食べると、良いようです。
  


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2012年08月03日

『当社と弊社』『貴社と御社』の使い分けは!?


今日は、たまたまインターネットで調べものをしていたら、出てきた内容です。






◇当社と弊社の使い分け


当社と弊社という場合についてですが、どちらかと言えば、当社よりも弊社という表現の方が、よりへりくだった言葉であると、考えられています。

身内同士(同じ会社同士)では、へりくだる必要が無いので「当社」と呼び、他の組織や会社の人に自分の会社を説明する場合は「弊社」という表現を使うと良いでしょう。

ただし、相手に抗議をする場合など、強硬な立場で臨む際は「当社」と表現すべきでしょう。

弊社というのは文語だから、口語ではないという方もいますが、厳密には弊社という言葉は文語で登録されているわけではありませんので、口語で読んでも問題ありません。





◇貴社と御社の使い分け


基本的に「貴社・・・文語として文章中で使う」「御社・・・口語として主に用いる」とされています。

そのため、相手と話す際は「御社では〜〜〜」として、ビジネス文書等で通達を出す場合は「貴社では〜〜〜」とするのが良いでしょう。







※会社を表現する際の『こっちと向こうの呼び方』・・・これまでは、ちゃんと使い分けせずに、使っていたように思います。

お客様との会話や企画書・提案書を提出する際、気をつけてまいります。
  


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2012年08月02日

メダル



【メダル】



努力して、ここまできた


挑戦して、辿り着いた


がんばった結果
ふんばった証


もらえるメダルに


色なんて、いいじゃないか!




銅は‘金と同じ’

銀は‘金より良い’


こんなふうに、読めるじゃないか!





※ロンドンオリンピックが、盛り上がっていますね。

この詩は、金メダルを期待されながら、他のメダルを獲得された選手の方々へ向けて、感じた内容です。

どのような結果になっても、悔いの無いように、取り組んでいきたいですね。

私たちの日常の行動と、同じです。
  


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2012年08月01日

懐かしい名シーンに観る「力を発揮できる環境」



今日は、ある方のメルマガからです。






「力を発揮できる環境」






1979年11月14日 近鉄対広島 日本シリーズ第7戦

いわゆる「江夏の21球」として今でも語り継がれる名シーンですね。




広島、近鉄ともに3勝ずつで迎えた最終戦。
場所は大阪球場。

4-3で広島リードの9回裏、近鉄の攻撃。
初の日本一まであとアウト3つにせまった広島の
マウンド上には江夏。


江夏は先頭打者にヒットを許し、
続く3球目に二盗、送球がそれてノーアウト3塁。

・・・

書き出すときりがないので省略して、
このあと9回裏、ノーアウトで満塁まで進みます。

一本ヒットが出れば逆転の場面です。



ベンチはたまらずブルペンに北別府を送ります。

延長に備えてのことですが、
これを見た江夏はがっかりしたそうです。

自分への信頼はそんなものか、と。



そこへ鉄人衣笠が声をかけに。

江夏はその時かけられた言葉よりも、

うす暗い球場で衣笠が見せた「白い歯」に

冷静さを取り戻し、無失点で残る3つのアウトを取った。



江夏ほどの大投手でさえ冷静さを失う場面があり、
その時には実力の半分も発揮できないのでしょう。


無死満塁で北別府をブルペンに送ったベンチの判断は
おそらく間違いではなかったでしょうが、

一時的にせよ
江夏から力を奪うことになってしまいます。



どういう組織が、どんな采配が
「力を発揮したくなる」
と選手に、社員に、感じさせるのでしょうか?


実力を100%発揮するって、どんな時なのでしょうね?






※昔からプロ野球を愛する皆様!

如何でしたでしょうか!?

『江夏豊の21球』には、このようなエピソードが、あったのですね。

しかしながら、なぜ江夏投手はがっかりしたのか・・・そしてなぜ、冷静さを取り戻したのか・・・

持っている力を、しっかり発揮出来る環境について、考えていきたいと思います。
  


Posted by makishing at 07:38Comments(2)