2012年09月09日
ストレッチングとは?!
今日、たまたま家にあった本『ザ・ストレッチング』(萱沼文子監修、日本文芸社発行)から《ストレッチングとは》を要約して紹介致します。
気持ちよく筋を伸ばすことを“ストレッチング”として提唱したのは、南カリフォルニア大学のデブリーズ博士でした(1962年)。1975年、アメリカのボブ・アンダーソン氏がストレッチングの図解書を出版すると、全米に普及しました。日本では、中京大学の小林義雄教授等が普及に努められ、それから“ストレッチング”という言葉が盛んに用いられるようになったのです。
ストレッチングは全く新しい運動形態ではなく、柔軟体操の一つとして考えられます。ストレッチングは、弾みをつけて行うダイナミック・ストレッチングと、弾みを使わないスタティック・ストレッチングの2つに分けられます。
デブリーズ博士が提唱し、一般的にストレッチングといわれているのは、弾みを使わない後者のストレッチングのことです。ダイナミック・ストレッチングは筋組織に損傷を招くケースが多いです。音楽のリズムに合わせて呼吸を整え、軽く弾みをつけるなら、かえって身体をリラックスさせることに役立ちます。
大切なのは筋をリラックスさせること。伸ばす行為が快く感じられるか否かです。誤った柔軟体操を身につけてしまった人も多いのではないでしょうか。無理をしても筋を痛めるだけです。
筋の伸展性は、個人によって差があります。均一のスタイル(ポーズ)にこだわるのは、ナンセンスです。そのときどきの自分自身のコンディションに合わせて気持ちよく感じられる範囲で、ゆるやかに筋を伸ばすことが大切なのです。その気持ちよく感じられる領域を少しずつ広げていきましょう。それが、ストレッチングのトレーニングです。
※如何でしたか?!
ストレッチングについて、私は知らないことばかりでした。
正しい知識を得て、筋繊維を壊さないように、注意してまいりましょう。
Posted by makishing at
06:10
│Comments(2)