2012年10月28日
「ジキに治って」という意味ではない薬
今日は、3月17日朝日新聞『キミの名は』より《ジキに治って・・・ではない》を紹介致します。
ジキニンは「ジキによくなる」からついた名前だとよく誤解される。
1958年、全薬工業が発売した風邪薬。創業者の故橋本弘さんは富山出身の薬剤師。社名の「全薬」には「安全、完全、万全」の三つの願いをこめたという。
その主力商品のジキニンの名前の由来は実にシンプル。主成分はマラリアの特効薬としても使われた炭酸ジキニーネ。フランス語の「ジキニーネ」の部分を英語で読んだ「ジキニン」が、そのまま商品名になった。
大々的にその名が知られるようになったのは、60年代、テレビCMが流されてから。
後の政治家・鳩山邦夫の夫人である高見エミリーさんが出演。「ジキニンでジキになおってネ」のダジャレまじりのコピーがウケた。
なぜこのコピーになったのか。当時の詳細は不明だが、「『早く良くなってほしい』という創業者の思いが、きっと反映されたはず」と広報担当はいう。
主成分の炭酸ジキニーネはいまは使われていない。CMは岡江久美子さんに代わって37年が経つ。
※有名なCMですね。
てっきり‘ジキに治ってほしい意味’だと勘違いしていました!
フランス語とは、恐れ入りました。
Posted by makishing at
07:04
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