2012年12月16日

正しいかどうか??健康問題



今日は、ある都市の教育委員会発行の人権・男女共同参画啓発リーフレットより『これって正しい?誤り?』の中から、いくつかを紹介致します。




◇病気でなかったら、健康だと言える。

正解:×
健康を「身体的、精神的、社会的に良好な状態であること」ととらえます。単に病気でないだけでなく、あらゆる面で自分らしく心地よく生きられている状態が本当の健康です。



◇子どものいない夫婦の約2割が不妊を心配したことがある。

正解:×
国立社会保障・人口問題研究所の平成22年(2010年)の出生動向基本調査によると、初婚同士の夫婦で、子どものいない家庭の半数(52.2%)が不妊を心配したことがあるそうです。「結婚したら子どもができてあたりまえ」という世間の固定観念が、子どもを望まない人たちや子どものいない人たちの心を追いつめていることがあります。不妊の原因は男性・女性半々といわれています。



◇更年期障害は男性にも女性にもあり、その症状はかなり個人差がある。

正解:○
更年期障害とは、女性の場合、閉経前後のホルモン変動にともなう心身の変調のこと。憂うつ、寝つきが悪い、不眠、怒り、イライラ、くよくよ、めまい、吐き気、肩こり、腰痛、ほてり、のぼせなど、その症状は人によってさまざまです。男性にも更年期があり、性欲の減退に加えて、女性と同様の症状が現れることがあります。近年、性差医療が進み、「女性外来」や「男性外来」を開く医療機関が増えてきました。不安を感じたら、受診しましょう。



◇男性の自殺者は女性の2倍である。

正解:○
平成23年(2011年)の全国の自殺者数は男性2万955人、女性9696人。男性が女性の約2倍という傾向が以前から続いています。これは、男性が社会的ストレスにさらされやすいことがひとつの原因と思われ、性差に応じた健康のあり方を考えることが必要です。





※思い込みの多さに、自分自身驚きました。

内容面・数字面共に、正しい知識を入れないと、何が何だか、わからなくなりますね。
  


Posted by makishing at 08:55Comments(2)