2013年02月04日

クボタの“トップが語る”




今日は、読売新聞1月26日『トップが語る』より、クボタ、益本康男会長兼社長の記事です。





今年は、海外市場の攻略に向けて柔軟かつ大胆に行動し、真のグローバル企業に向けた取り組みを加速させる。

主力の農機は、売り上げの3分の1を占める日本では縮小が続くが、海外は大きな成長が見込める。新興国では今後、工業化で農業人口が減るが、今まで以上の食料生産が必要で、機械化が欠かせないからだ。アジアに続く新たな進出先として、アフリカや東欧、ロシアに注目している。

世界での厳しい競争に勝ち抜くため、自前主義に終止符を打つ。昨年はノルウェーの畑作用農機メーカーを買収し、海外で畑作市場へ本格進出した。今後も買収の好機があれば逃がさない。

海外に約50あるグループの販売・生産会社のトップに現地出身者を積極的に登用したい。現地ニーズを取り込むには、日本人社長では限界がある。まずは欧米での取り組みを先行させたい。

人材は外部からも積極的に招き入れる。たとえ私より給料が高くなっても構わない。10年後を見据え、前例や慣例にとらわれず、思い切った手を打ちたい。





※大胆な攻めの戦略です。買収は、一定レベル以上の覚悟が要ると思いますが、素晴らしい実績を出しておられます。

国内だけではなく、海外に目を向けるのは、グローバル化を計画する上において、外せないですね。
  


Posted by makishing at 06:34Comments(2)