2013年02月18日

“海”に関する諺



今日は、『ことわざハンドブック』より、海に関する諺です。





【海魚腹から川魚背から】

意味:魚の魚は腹から裂き、川の魚は背から裂くという料理法を言ったもの。焼くときは海魚は身の面から、川魚は皮の面から焼くとよいとされている。




【海波を揚げず】

意味:天下太平なこと。海に波が立たないように、国内が治まり平和なことをいう。




【海千山千】

意味:海に千年、山に千年住むのたとえのとおり、長い人生経験を積んだため、悪賢くなって、一筋縄ではいかなくなった人間のこと。〈海に千年、山に千年〉〈煮ても焼いても食えぬ〉が類似語。出典は諸芸袖日記。




【海の事は漁師に問え】

意味:何事も専門家に相談するのが最善というたとえ。〈舟は船頭に任せよ〉〈蛇の道は蛇〉も同じ意。





※海そのものと、海の広さを示しているものが、あります。

いつも思いますが、諺というのは、なかなか奥が深いです。
  


Posted by makishing at 06:23Comments(2)