2013年09月11日

【日本語力検定】初級パート5


今日は“大人の為の”「日本語力検定」から、初級の第5弾です。





☆正しい答えを選んで下さい



1.「いやー、浮き足立っちゃったよ」 どうなった状態?

ア:いい知らせを聞いて舞い上がった
イ:集中できずに落ち着かない
ウ:思い違いをして調子に乗った



2.「監督は熱い口調で檄を飛ばす」 監督の狙いはなに?

ア:落ち込んだ人を激励する
イ:自分の考えを知らせ同意を求める
ウ:むしゃくしゃして大声を出す



3.「あの人はつくづく奇特な人だ」 どんな人物?

ア:すぐれた珍しい人
イ:変わったことばかりする人
ウ:風貌が一風変わっている人



4.「のべつまくなしに小言を言う」 どんなふうに言った?

ア:やたらめったらに
イ:ひっきりなしにいつまでも
ウ:悪意を込めて





久しぶりの「日本語力検定」です。今回も、答えをこのまま書きます。





☆答え



1.イ:集中できずに落ち着かない

※「浮き足」は「足が地についておらず、逃げ腰」の状態のこと。吉報で浮かれる時ではなく、不安などによって落ち着かない時に用いるのが正しい。

正解率79%



2.イ:自分の考えを知らせ同意を求める

※「檄」は昔の中国で用いられた、人を集める時や説き諭す時に出した木札に書かれた文書のこと。「檄」を激励の「激」と混同したことから、「励ます」「元気づける」といった誤用が広まったと思われる。

正解率46%



3.ア:すぐれた珍しい人

※「変わった」などと勘違いされることが多いが、本来は「席を譲るなんて奇特な人だ」というふうに褒め言葉として用いる。

正解率46%



4.イ:ひっきりなしにいつまでも

※「のべつ幕無し」と書き、芝居で幕を引かずに休みなく引き続いて演じることを指す。それが転じて、ひっきりなしに続く様子を表すようになった。

正解率43%





※久しぶりでした。如何でしたか!

『浮き足』は嬉しいことと関係なく、『檄』は『激』ではなかったのですね!

まだまだ初級なのに、私には難しいです。
  


Posted by makishing at 05:59Comments(0)