2013年11月15日

“ホウレンソウ”の方向逆転!


今日は、ソニー生命の勉強会で頂いた冊子『スコア』の巻末ページ《ヒューマンスキルを磨く 2つのメソッド》のうち【“ホウレンソウ”の方向を逆転させよう】を紹介致します。





☆新ホウレンソウの基本4か条☆



1.情報の共有はスピードが第一

情報をスピーディーに関係者へ伝えることで、迅速な対応を図りましょう。また、経過も報告することで対応のスピードがアップします。


2.自分から先に行う

たとえば「今日の商談では、お客さまに何を伝えようか?」など、上司からホウレンソウを行いましょう。相談されることで、部下のモチベーションアップにも繋がります。


3.スマホやSNSなど、最新の情報通信手段を活用する

画像の共有ならスマホ、不特定多数の相手への相談ならSNSと使い分けましょう。また、スマホなどがあれば社外にいてもすぐに部下とホウレンソウを行うことができます。


4.部下に強要する前に自分が率先して実行

上司自ら手本を見せるのが教育の基本。実行が先立ってこそ、言葉に説得力が生まれます。





自分の変化を組織全体に浸透させ、周囲に自分の味方になってもらうための簡単な方法は、日常的に行う「ホウレンソウ」の実践です。ここで言うホウレンソウは、従来の「部下に報告・連絡・相談を徹底させるもの」ではありません。これからのホウレンソウは、上司が積極的に報告・連絡・相談をするのです。

上司から相談を受ければ、部下は「信頼されている」と感じてモチベーションが上がり、責任感が芽生えます。周囲から意見や力を引き出し味方につけ、組織全体がうまく循環すれば、ビジネスはもっとスムーズになるはずです。





まとめ:過去の成功体験に基づく自信は一度置いて、自己を改革しよう・・・これまでマネジメント層は「聖域」であり、教育の対象として見られていませんでした。しかし、今日の厳しい経済環境の中で組織として成果をあげるためには、リーダー自身も変わることが求められているのです。もちろん、いままでの自分を変えることは、そう簡単ではないでしょう。まずは、自分自身のやっていることが本当に正しいのか?と考えてみて、「周囲から見た自分」と素直に向き合ってみるのはいかがでしょうか。それが自分を変え、組織が変わる第一歩になるかもしれません。





※まさに“自分が変われば相手が変わる”を実践する形だと思います。

上司だからと、ふんぞり返っていて良い時代は、過去のモノとして置いていくことなのでしょうね。
  


Posted by makishing at 06:03Comments(4)