2014年02月24日

酒癖の深層心理とは


今日は、ネットで調べものをしていたら、出てきた記事です。





★タイプ別「酒グセ」の深層心理とは★



『アルコール依存性の人はなぜ大事なときに飲んでしまうのか』(阪急コミュニケーションズ)の著者で、アルコール関連の治療を専門とする、まいんずたわーメンタルクリニック院長・仮屋暢聡先生に聞いてみた。

「ベースとなるのは、それぞれの気質でしょうね。ドイツの精神医学者・クレッチマーは体型と性格で3つのタイプに分類しています。肥満型=社交的、細長型=非社交的、がっちり型=几帳面という具合にです。」

例外はあるが、こうした要素が絡み合うことで酒グセとして表出するのだという。

「アルコールは感情の抑制を外すので、ここへ現在置かれている環境や心理状態という要素が加わります。楽しいことだけが続けば陽気な酒に、ストレスが溜まっていると愚痴っぽくなるわけです。とくに、喜怒哀楽の激しい人はその時々の精神状態で笑い上戸にもなるし、泣き上戸にもなりますね。」

さらに、願望充足の面もあり、キス魔は欲求不満、脱ぎグセは解放欲求。説教を始めるのはコンプレックスの裏返しなんだそう。

「要注意なのは、電話やメールを発信して翌日に覚えていないタイプ。これは医学用語で『テレフォニスト』といって、アルコール依存性の一歩手前かもしれません。また、酒乱の場合は遺伝的に受け継ぐケースが多いです。」

いずれにせよ、酒グセは自身の気質と現在の環境に左右される。直したいのであれば、今の生活を改善することが第一歩のようだ。



〔酒グセの悪いタイプ別分類〕(2008年 英保健省発表)

・ストレス解消型→忙しかった1日の終わりに気分を鎮めるために飲む人
・共同体型→何かに属したいという気持ちから大人数で飲むことが多い
・快楽主義型→刺激を求め、自制を失いたいと願う。自己顕示欲が強い
・マッチョ型→余暇の大半を飲み屋で過ごす
・体制順応型→組織の一員になりたいという気持ちから飲む人





※お酒飲みの皆様、如何でしたでしょうか?!

‘現在置かれている環境や心理状態’が、かなりのウエイトを占めると、私は考えます。

この『感情の抑制を外すツール』を、上手に使ってまいりましょう。
  


Posted by makishing at 06:50Comments(2)