2014年04月24日

“老い”に関する諺


今日は、『ことわざハンドブック』より、老いに関する諺です。





【老い木に花咲く】

意味:おとろえていたものが再び勢いを盛り返して栄えること。とてもめずらしいこと、まれなこと。〈老い木に花〉〈枯木に花〉は同意。





【老い木は曲がらぬ】

意味:老い木になって枝ぶりを直そうとすれば枝が折れる。枝ぶりを正すなら若木のうち、ということから、人も若いうちに正せとのこと。老人の頑固さのたとえでもある。〈矯めるなら若木のうち〉とも言う。





【老いたる馬は道を忘れず】

意味:平家物語の『老いたる馬ぞ道を知るというためしあり』が出典。老いた馬は道をよく知るとのこと旧主の恩を忘れない、経験ゆたかな人は物事の方針を誤らないとの教え。〈亀の甲より年の劫〉〈老馬の智〉〈老馬道を知る〉は同意であり、〈老いては子に従え〉〈麒麟も老いては駑馬に劣る〉は反語。





【老いては子に従え】

意味:もともとは女性への生き方を教える教訓であったが、いまは対象が一般的になった。老いたら出しゃばらず万事は子に任せよとの意。





【老いて再び児になる】

意味:人間年をとるともう一度子どもにかえって、甘えに似たものが出てくるのたとえ。〈七十の三つ子〉ともいい、出典は弁慶物語の『老いて再び児になるとは』から。





【老いの一徹】

意味:自己をゆずろうとせず、かたくなに押し通そうとすること。老人の頑固な気質を言う。





【老いの繰り言】

意味:出典は寿の門松の『老いの繰言目に涙』から。老人になると心が鈍くなって、言っても益にならぬことをくどくど言うことで、老化現象のことをさしていう。





※歳をとることと、そうなった状態を様々な形で表現しています。

柔軟性に欠けたりする反面、覚えたことを忘れないとか子どものように純粋な感じを表しています。

歳を重ねることを、味わっていきたいと思います。
  


Posted by makishing at 07:05Comments(2)