2014年04月30日
逆転の発想で生まれた「ケシポン」
今日は、『知らないと、笑われ、ホサレ、はじかれる!?会社伝説』(ワンツーマガジン社)から《逆転の発想で生まれた「ケシポン」》を紹介致します。
「ケシポン」は、文具メーカーのプラスステーショナリーが開発・販売している個人情報保護スタンプ。2007年12月に新聞の新商品情報欄で紹介されたところ、発売前にもかかわらず問い合わせが殺到。それから3か月は生産が追いつかず、あっという間に100万個を販売したという。
ヒットの遠因は、2005年に施行された個人情報保護法。これ以降、一般の人も個人情報の漏洩にとても敏感になった。
だが、郵便物を一つひとつシュレッダーにかけるというのは意外と面倒だし、ゴミも増える。誰もが「もっといい方法はないのかしら」と思っているときに登場したのが、このケシポンだったのである。
宛先をスタンプで上書きして消すーーー単純な構造で、誰にでも思いつきそうと思うかもしれないが、それは追随者がよく口にする言葉。「本来、文字を記すためのスタンプを消すために使う」という発想の転換は、そう簡単には思いつかないものだ。
※『消すために書く』という、大逆転の発想だと思います。
どれだけ柔軟に、思考を張り巡らすかだと、思います。
「ケシポン」は、業務効率も、とてつもなく上げました。
Posted by makishing at
07:29
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