2014年09月10日

小さい勇気こそ


今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから、詩をお送り致します。





フェイスブックで、友人が紹介していた詩があります。
とても本質を付いているものです。



「小さい勇気こそ」


人生の大嵐がやってきたとき
それがへっちゃらで
乗り越えられるような
大きい勇気もほしいが
わたしは
小さい勇気こそほしい

わたしの大切な仕事を
後回しにさせ
忘れさせようとする小さい悪魔が
テレビのスリルドラマや
漫画にばけて
わたしを誘惑するとき
すぐそれがやっつけられるくらいの
小さい勇気でいいから
わたしはそれがほしい

もう五分寝てたっていいじゃないか
けさは寒いんだよと
あたたかい寝床の中に
ひそみこんで
わたしにささやきかける
小さい悪魔を
すぐにやっつけてしまえるくらいの
小さい勇気がほしい


明日があるじゃないか
明日やればいいじゃないか
今夜やればいいじゃないか
今夜はもう寝ろよと
机の下からささやきかける
小さい悪魔を
すぐにやっつけてしまえるくらいの
小さい勇気こそほしい

紙くずがおちているのを
見つけた時は
気づかなかったというふりをして
さっさといっちまえよ
かぜひきの鼻紙かもしれないよ
不潔じゃないか と呼びかける
小さい悪魔を
すぐやっつけてしまえるくらいの
小さい勇気こそ
わたしは ほしい

どんな苦難ものり切れる
大きい勇気も
ほしいにはほしいが
毎日 小出しにして使える
小さい勇気でいいから
それが わたしは
たくさんほしい

それに
そういう小さい勇気を
軽蔑していては
いざというときの
大きい勇気も
つかめないのではないだろうか





※そして、この詩の所感として『何気ない日常の「小さい勇気」の積み重ねが、いざとなった時に使える「大きな勇気」に変身します』と、ありました。

どなたでも毎日の生活の中で、小さい勇気vs小さい悪魔が、心の中で戦っているのですね。

「小さい勇気、がんばれ!!」
  


Posted by makishing at 07:19Comments(0)