2014年11月01日

日本とアメリカの子育てには驚くべき違いがあった!


今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから【日本とアメリカの子育てには驚くべき違いがあった!】を紹介致します。





本日は、スポーツのメンタルトレーナーとして活躍されている
臼井博文氏のブログ(今は閉鎖されているようです)に
載っていた子育てに関する大変興味深い内容を紹介させてください。


こちらを読んでいただくと、
子どもにどう関わっていくのか?の認識が
激変するかもしれません。


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トップリーグの実業団チームに指導に伺うと
大抵、外国人選手がいます。

私はどのチームに伺っても、外国人選手に「ある質問」をします。

その質問とは・・・

「あなたは幼い時に親からどんなことを強く言われていましたか?」

すると、どのチームの、どの競技の、
どの選手も示し合わせたように同じ答えをします。

それは・・・

『でっかい夢を持て!』と言われたと。

「夢」をイメージできない時は、
毎日でもお父さんやお母さんから「夢は見つかったか?」と質問され、
やっと「夢」を見つけて宣言します。

すると、お父さん、お母さんはどんな反応をするか?

皆さん、分かりますか??

その子供をギュッと抱きしめ、
「偉い!よく見つけたね!素晴らしい夢じゃないか!」
と思いっきり褒めちぎるそうです。

そして最後にこう言うそうです。
『いいかい、その夢をずっと思い続けるんだよ!
夢を絶対に諦めちゃいけない!思い続けて諦めなければ
あなたの夢は必ず叶うんだよ!』と・・・。

「子供を授かった時に一番最初にやらなければいけない親の仕事は、
わが子に「夢」を持たせることだ!」
とも彼らは言っていました。

だから、トップアスリートになった自分だけが
特別に言われていた言葉ではなく、
一般的な躾(しつけ)なんだとも言っていました。

私は最初それを聞いた時、
「外国では親になったら メンタルトレーニングの研修でも受けるのか?」
と驚きました。

そこで、私は「夢」に当たる英語「ドリーム」が、
外国の国語辞書ではどう訳されているか?を調べたんです。

そしたら更に驚きました !

1.叶うもの
2.強く願えば現実になるものと訳されているのです。

私は直ぐに日本の国語辞書で調べました。

すると更にもっと驚きました !
1.儚い(はかない)こと
2.頼みにならないこと
3.現実から離れた甘い考え・・・でした 。

諸外国の親が立派で、日本の親が立派でないのではなかったのです。

無意識に脳に刷り込まれた「夢」のイメージ通りに、
わが子に正反対の「夢指導」をしてしまっていたに過ぎないのです。



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いかがでしたでしょうか。


以前のメルマガで、
脳に入力(インプット)された情報によって、
私たちの行動は左右されるとお伝えしました。

例えば、挑戦することについて
良い記憶がたくさんインプットされている人は
挑戦することに積極的になります。

ですが、一方で
挑戦することについて
悪い記憶がたくさんインプットされている人は
挑戦することに消極的になります。

このように、
私たちが今、行動するかしないかを判断している
土台になっているのは、

私たちが今までインプットしてきた情報なのです。


ここで紹介されている英語圏の国のご両親は、
(すべての両親が、というよりはトップアスリートの親という方が適切だと思われます。)

子どもが小さい頃から、
夢に対する肯定的な解釈を
たくさんインプットするように務めていました。

その結果、

「夢を持つことは素晴らしいこと」

「夢は実現して当たり前」

と捉えることが常識になったのだと思います。


こういった常識を持っていれば
どのような結果が出るかというと
明快ですね。

夢を持ち、夢をどんどん実現していきます。


日本においても、
有名なところで言えば、
イチローのお父さんが
同様の関わりをしてきたと思います。


このように考えると、
当たり前のことに思われるかと思いますが、
改めて、親が子どもに与える影響がいかに大きいのか。
と感じます。

また、同時に子どもに対してだけではなく、
大人同士、あるいは自分自身に対しても

「どのような言葉を投げかけているのか」

がいかに大きな影響を与えているか。

とも思います。


あなたは自分にも、周りにも
どのような言葉をかけているでしょうか?

どのような姿勢で関わっているでしょうか?


脳への入力の質が
出力(行動)を決めます。


自分や周りの人の
本当の幸せのためには

どのような入力をすればいいのか、
考えてみてはいかがでしょうか。





※夢についての意味合いが、正反対な、アメリカと日本なのですね!

改めて、びっくりしたのが『儚い』という字です。これが、そもそもを物語っていますね。

本当の幸せの為の入力、考えていきましょう。
  


Posted by makishing at 09:01Comments(0)