2015年03月02日
逆風が足腰を強くする
今日は、いつも楽しく拝読させて頂いているメルマガより「逆風が足腰を強くする」を紹介致します。
「逆風が足腰を強くする」
日経新聞(平成26年12月5日付け)の記事「日本企業 熱狂なき最高益(下)」から。
「逆風が足腰を強くする」
円安と消費税アップで小売業界には逆風。
そんな中で、気を吐いている企業がある。
ニトリホールディングス。「良い品を安く」で家具最大手になったが、販売戦略を修正。
「さらに良い品をお手ごろに」。
売れ筋商品の価格は一昨年に比べ1.5倍から2倍に。
デザインと品質重視の商品開発に切り替え、若者中心だった店に購買力の高い中高年層を引き寄せる。
スーパーのヤオコー。消費税増税後も売上高が伸び続ける。
強さの原因はパート社員。多くは近所に住む主婦で商品の発注や売り場作りを主婦の視線で主導する。財布の紐が硬くなった今、消費者は魅力のある店を選ぶ。
コマツは古くなった工場を省電力で生産性の高い最新鋭の工場に建て替える。
大橋社長:「様々な産業が集積する日本ほど技術革新に適した場所はない。」
市場では、最高益を出す企業もあれば、赤字が続く企業もあり、収益の二極化が進んでいる。
厳しさを嘆いていても仕方がない。
ニトリの似鳥社長:「デフレに鍛えられて強くなった。逆境はチャンス」と話す。
こういう中で、創意工夫をして、変化・進化していく企業がこれからも生き残っていくのでしょう。
まさに、ダーウィンの言葉通りです。
※時代と環境は、生き物です。
『今が良いから』とあぐらをかいても『今が大変だから』と焦っても、良い結果には繋がらないと思います。
今回、紹介された企業は『どこが良かったのか』を研究し、自己研鑽していきたいと思います。
Posted by makishing at
08:26
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