2015年03月17日
モノの見方
今日は、学生向けに出しておられるメルマガからです。
【モノの見方】
メールで相談がきた。
「学校で、友達と学級運営を巡って口論になり、あとで悪口を言われている。どうしたらいいですか?」との悩みだった。
答えのメールにはこう書いた。
人間は、相手を評価したり、物事を見るときに、全て自分に都合よく解釈しているのだ。
全て、「自分の理屈」というメガネを通して見ているのだ。
だから、私は「助言」のつもりで言っていても、聞いているあの人は「説教」と捉えているかもしれない。
だから、私は「親切」のつもりで言っていても、聞いているあの人は「お節介」と捉えているかもしれない。
人は見方、感じ方が違うのだ。
だから、自己主張を抑えて、相手の意見をよく聞いてあげるんだ。
そして、相手の立場になってモノを見てごらん。
自分が相手の立場だったら「私もそう言うだろうな」と思えれば、相手を理解できる。
世の中の現象は、全て、それを見る人の理屈で判断される。
人の感情は、現象が作るのではなく、自分の理屈が作り出しているのだ。
だから、自分の理屈も、判断する物差しも小さくして、相手を理解し、相手を包み込んであげるのだ。
最終的には、相手の発言は全て善意で解釈して、感謝で返すことが出来るようになろう。
難しいけど、トライしてごらん。
できるようになると、人間としての器が大きくなるよ。
※『助言のつもりが説教』『親切のつもりがお節介』・・・気をつけなければなりません。
みんな、自分の色のついたメガネをかけて見ていることを、充分意識しましょう。
Posted by makishing at
06:17
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