2015年09月16日

本を“聴く”時代


今日は、いつも楽しく拝読させて頂いているメルマガより【本を“聴く”時代】を紹介致します。





【本を“聴く”時代】


テレビ東京のワールドビジネスサテライト(WBS)の特集から。
「耳取合戦始まる。広がるかオーディオブック」という題です。
ブックなので、通常は本。目で読むものですが、今は音声で聞くものが増えている。
満員電車で本を開くことが難しい、仕事でPCを見ていると目が疲れて本を読むまでもたない、老眼が進んで読みにくくなってきた、などのニーズに応えることができるもの。
専用サイトからダウンロードして聞くことができるということです。
ジャンルも小説からビジネス書まで多岐にわたっている。
ユーザーも「何回も本を読むのはつらいが、オーディオブックなら何回も聴ける」と。
通勤中、ジムで運動中に聴くなど時間を有効に使っている。
ビジネスとしては、市場においてコンテンツ数とユーザー数がどちらかが少ないと成立しない。
コンテンツ数はある程度揃ってきている。
そこで、コンテンツ提供会社のユーザーの裾野を広げる取組も始まっている。
オーディオブック試聴会を仕事帰りのビジネスパーソン向けに開催。
そこで面白さを知ってもらおうというもの。
オーディオブック利用者の4割以上はビジネスパーソン。
そこを拡大していくのが市場拡大への近道と考えている。

外資系のオーディオブック提供会社は定額料金で読み放題と特色はあるが、コンテンツ数が少ないという弱さがある。そこでライトノベルで若者ユーザーを取り込もうという戦略。

元々アメリカで移動手段が車が多いということでCDで始まったというオーディオブック。
(アメリカの市場は日本の100倍とのこと)

本を“聴く”時代の到来か、ということですが、ビジネス書を読む機会の多い私などは、難解な文章を何度も読み返すことが多く、これを音で聴くと逆に理解しやすくなるのだろうかと思って見ていました。
(文字がないというところにも不安感はありますね)

価格は通常の書籍とほぼ同額ということです。
今後、積んだままになる本を減らすためにも、試してみてもいいかもしれません。





※この方法で本を読むことは、昔からあっても良かったように思います。

なぜ、今頃になってか・・・ちょっと考えてみました。

おそらくですが、一人一人が‘忙しくなったから’なのではないか。

その要因をつくったものが、携帯電話・スマートフォンに代表されるハードと、SNSなどに代表されるソフトを、私たちが四六時中使っていることに他ならないように、感じました。

皆様は、どう思いますか?
  


Posted by makishing at 09:05Comments(0)