2015年12月07日
貴重だった「紙」
今日は、いつも楽しく拝読させて頂いているメルマガから【貴重だった「紙」】を紹介致します。
【貴重だった「紙」】
最近はネットの普及により紙を使うことが以前に比べ減ってきました。
ただ、それでも家には毎日のようにDMやチラシが配られ、会社に行けばさまざまな書類に囲まれています。
普段、何気なく使っている「紙」ですが、その歴史は日本においては諸説ありますが5〜6世紀にまで遡ることができます。
今でも残る「和紙」の誕生です。
その後、さまざまな技術改良がありましたが、江戸時代になるまでは和紙は大変、高価なもので、一般庶民はもちろんですが、当時の貴族や武士などでも手軽に日常的に使えるようなものではなかったのです。
神仏へのお供え、贈答品、褒美などにもよく使われており、それだけ貴重だったことをうかがうことができます。
江戸時代になり、和紙の生産量も増えたことにより、やっと庶民の手許にも「紙」が出回り始めました。
それでも使い捨てではなく、使った紙も古紙として再利用されました。
現在のように手軽に書いては捨てることができるようになったのは、洋紙が普及した近代になってからのことです。
限りある資源、大切に使いたいものです。
※「ペーパーレスの時代が、いずれ来るだろう」と、言われてきています。
しかし今のところ、紙が世の中から完全に消えてなくなることは、無さそうです。
紙と言えども、無駄遣いをすると膨大なゴミをつくることになります。
紙も湯水のごとく使えば、いずれ無くなります。
有限な資源を、大切に使いましょう。
Posted by makishing at
08:23
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