2016年01月08日

“やっかいもの”で地域活性化!


今日は、いつも楽しく読ませて頂いているメルマガから【“やっかいもの”で地域活性化!】を紹介致します。





【“やっかいもの”で地域活性化!】



いつものテレビ東京のワールドビジネスサテライト(WBS)からです。
最近はまっている地域活性化シリーズです。

問題解決に手間やお金がかかるなど地域を悩ます「やっかいもの」。
それを逆転の発想で地域活性化につなげている事例の特集でした。



岩手県山田町は日本有数のカキの産地。4年前の東日本大震災で大きな被害を受け、カキの養殖ができなかった間に、外来種の「ムラサキイガイ」が急増。
カキの成長に悪影響を与えて養殖業者を悩ませています。
そんな中、養殖業者がムラサキイガイを使った商品を開発し、同業者からそのムラサキイガイを買取り漁業者の収入アップを目指しています。
実はムラサキガイ。別名スペイン料理などで使われるムール貝。
元々、捨てていたものを燻製にしたり、味付けをして瓶詰で販売したりと活用。
漁業の6次産業ですね。瓶詰のものは「しうり貝」として人気商品となっているそうです。



北海道夕張市。昔盛んだった石炭採掘の際に出た土砂を積み上げた「ズリ山」が多数あるのですが、そのズリ山。たびたび崩れて川をせき止めるなど災害を引き起こしている。
撤去には多額の費用がかかり財政再建中の夕張市には余裕がありません。
そこで、民間企業がズリ山を再発掘し、使える石炭を抽出し売却できる仕組みを開発。
石炭を販売した代金から市に年間500万円支払う計画。
市は負担ゼロでズリ山を撤去することができるようになる。⇒一石二鳥

夕張市長:「課題を解決するだけでなく、課題そのものを希望に変える。
解決の仕方を考える時代になってきている」

「やっかいものを逆手にとってどう活用するのか、
地域活性化のための柔軟な発想が求められている。」と、結ばれていました。



強みばかりに目が行きがちですが、弱み、お困りごとを逆手にとって、活性化することで地域も自信や誇りを取り戻していくのかもしれません。
まだまだ考えれば、面白いことが出てきそうです。





※2つの“やっかいもの”が“役立ちもの”に変身した話でした。

このような思考とアイデアで物事を観ていった時、ムダなモノは世の中から、無くなるかもしれませんね。
  


Posted by makishing at 07:08Comments(0)